2022年(令和4年度)公務員試験 解答速報

2022年度(令和4年度)
公務員試験 解答速報

更新日:2022年5月19日
2022年度(令和4年度)の公務員試験の解答速報と正答番号をまとめています。
問題と解答が公表されている試験は、東京都や特別区の他、人事院が実施する国家公務員試験、裁判所です。

地方公務員試験は問題と解答が公開されておりませんのでご了承ください。

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本試験解答(正答番号表)

東京都Ⅰ類A 東京都Ⅰ類B(一般方式)
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東京都Ⅰ類B(新方式)
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特別区Ⅰ類(一般方式)
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国家総合職(大卒程度) 国家総合職(院卒者) 裁判所職員(総合職・一般職)
警視庁警察行政職員 警視庁警察官Ⅰ類



東京都Ⅰ類A

【教養試験(事務)】

問題1 問題11 問題21 問題31
問題2 問題12 問題22 問題32
問題3 問題13 問題23 問題33
問題4 問題14 問題24 問題34
問題5 問題15 問題25 問題35
問題6 問題16 問題26 問題36
問題7 問題17 問題27 問題37
問題8 問題18 問題28 問題38
問題9 問題19 問題29 問題39
問題10 問題20 問題30 問題40


東京都Ⅰ類B(一般方式)

【教養試験(技術以外)】

問題1
問題11 問題21 問題31
問題2 問題12 問題22 問題32
問題3 問題13 問題23 問題33
問題4 問題14 問題24 問題34
問題5 問題15 問題25 問題35
問題6 問題16 問題26 問題36
問題7 問題17 問題27 問題37
問題8 問題18 問題28 問題38
問題9 問題19 問題29 問題39
問題10 問題20 問題30 問題40


【論文問題】

問題

(1) 別添の資料より、首都直下地震から命と財産を守るとともに、社会経済活動の麻痺による甚大な影響を回遊するために、あなたが重要であると考える課題を 200 字程度で簡潔に述べよ。

(2) (1)で述べた課題に対して、都はどのような取組を進めるべきか、あなたの考えを述べよ。


永田講師から一言

※これは模範解答ではなく、所見を述べたものです。

スタディング公務員論文講座5-2「防災都市」でも扱っているテーマです。地震のような予知できぬ災害への対策は、具体的なシミュレーションを徹底することが、被害を最小に防ぐ一番の対策となります。論文構成の際も脳内シミュレーションを実施し、具体的な状況を念頭に置いて進めましょう。

災害時は「事態の適切な把握」がまず重要です。現在であれば、メタバース上のデジタルツイン(デジタルツインに関しては直前LIVEセミナーでも言及しました)にIoTで収集したビッグデータを反映させ、常にリアルタイムの状況を作り出しておき、災害発生時にはTwitterなどのSNSからのリアルタイムの状況もそこにAIによって随時反映されるシステムを構築し、国や警察・消防・自衛隊と連携しながら迅速に対応することが有効ですね。

この時に言及したいのは、この災害システムの管理等は首都圏に置かない、もしくは首都圏に広く分散して設置しておくと言う点です。災害対策のシステム構築は、そのシステム自体が災害で破損してしまう可能性も必ず想定しておきましょう。

次に重要なのが「迅速かつ的確な指示系統」です。現場の混乱が二次的な被害を生むため、これもデジタルツインで常にシミュレーションを繰り返し、被害や二次災害のパターンを想定しておくことで、混乱を上回るスピードで、行政で迅速な対応をし、都民を安心させることが肝要です。

さて、今回は、「財産を守る」と言う点も問われています。日本人はタンス預金をしている割合がとても多く、これらは火災によって灰になり、財産を失う恐れがあります。投資や銀行預金を奨励し、マイナンバーと結び付けることで、災害時に「行政が財産を守る」と言う点をしっかりと都民に認知してもらうことが重要ですね。

そして、後段ですが、「経済の麻痺」ではなく「社会経済活動の麻痺」である点に注目しましょう。主に交通麻痺により移動ができない状況を想定すると良いでしょう。まずは企業に対しては、首都圏本社機能が麻痺した場合の地方の臨時拠点を準備してもらう点や、テレワークの推進、災害時の業務マニュアルなどのBCP(事業継続計画)を予め社員に周知してもらうことをお願いするなどが考えられます。

都民に向けて自転車のシェアリングサービスを充実させておくなどのインフラ整備も有効ですが、やはり行政側が復興・復旧に向けた具体的な道筋を迅速に出すことが何よりも重要なので、事前にシミュレーションを重ね、複数の状況及び対応を予め想定しておくことを念頭に置くと良いでしょう。

スタディング 論文対策講座テーマ
『防災都市』が見事的中!!



東京都Ⅰ類B(新方式)

【教養試験(行政)】

問題1
問題11 問題21 問題31
問題2 問題12 問題22 問題32
問題3 問題13 問題23 問題33
問題4 問題14 問題24 問題34
問題5 問題15 問題25 問題35
問題6 問題16 問題26 問題36
問題7 問題17 問題27 問題37
問題8 問題18 問題28 問題38
問題9 問題19 問題29 問題39
問題10 問題20 問題30 問題40


特別区Ⅰ類(一般方式)

【教養試験】

問題1 問題11 問題21 問題31 問題41
問題2 問題12 問題22 問題32 問題42
問題3 問題13 問題23 問題33 問題43
問題4 問題14 問題24 問題34 問題44
問題5 問題15 問題25 問題35 問題45
問題6 問題16 問題26 問題36 問題46
問題7 問題17 問題27 問題37 問題47
問題8 問題18 問題28 問題38 問題48
問題9 問題19 問題29 問題39
問題10 問題20 問題30 問題40


【論文試験】

問題1
特別区では、地方分権の進展や、児童相談所の設置に加え、新型コロナウイルス感染症対策により、前例のない課題やニーズが生まれ、区民が期待する役割も、かつてないほど複雑で高度なものとなっています。
特別区がこれらの課題の解決に向けた取組を進めていくには、区民に最も身近な基礎自治体として、自立性の高い効率的な事務運営が重要です。
このような状況を踏まえ、区民の生命や生活を守るための、限られた行政資源による区政運営について、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。


永田講師から一言

※これは模範解答ではなく、所見を述べたものです。

かなり抽象度が高く、範囲の広い出題でしたが、逆に言えば自分の専門とする課題に特化して論述することが可能です。

例えば、直前LIVEセミナーを受講した方であれば、メタバース空間の活用など、限界費用のかからないサイバー空間の利活用と、その際のゼロトラストセキュリティについて展開したり、マッチングを推進することで少ないリソースで最大限の効果を発揮する点や、ウェルビーイングや博愛と言った概念を浸透させることで区民の自発的な行動を促すなど、多種多様な展開が可能ですね。他にも、環境に配慮したサーキュラーエコノミーの推進や、隣接する区との行政資源の共同利用なども考えられます。

但し、これらを単純に列挙しただけでは、単なる思い付きを並べただけに過ぎません。

テーマを1つに選定し、その上で「区民の生命や生活を守るための、限られた行政資源による区政運営」に沿って具体的に構築していきましょう。「限られた行政資源による」ですので、コストのかかる提案はNGです。

問題2
特別区では、人口の流動化、価値観やライフスタイルの多様化によって地域コミュ二ティのあり方に変化が生じています。また、外国人の増加も見込まれる中、様々な人が地域社会で生活する上で、地域コミュニティの役割はますます重要となっています。
こうした中、行政には、年齢や国籍を問わず、多様な人々が地域コミュニティの活動に参加できるような仕組みづくりや、既存の活動を更に推進するための取組が求められています。
このような状況を踏まえ、地域コミュニティの活性化について、特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。


永田講師から一言

※これは模範解答ではなく、所見を述べたものです。

スタディング公務員論文講座5-1「地域コミュニティ」、直前LIVEセミナー1「多様化社会の実現」でも扱ったテーマです。講座やLIVEセミナーの受講者は、オンラインやメタバースを活用し、ダイバーシティ&インクルージョンに準拠した地域コミュニティの在り方を論じることができたかもしれませんね。

ところで、地域コミュニティの出題があるとやたらとイベントや行事への参加を促す人が多いのですが、それを書いている人自身は、果たして区の行事に参加しているのでしょうか。自分は参加しないのに提案だけする無責任ではなく、まずはしっかりと現状を把握することが大切です。行事を開催しても、開催していることすら区民に認知されていないのが現状なのです。

一方で、もし自分が参加するとしたら、家族や友人、知人から誘われた時やSNS経由で見つけてリアルイベントにも参加って場合ですよね。区には社会教育関係団体と言う制度があります(ちなみに私も特別区社会教育関係団体の代表を務めています)。独自のネットワークを形成し、非常に積極的に活動をしている団体がとても多くなっています。

さて、公共施設の運営を民間事業者に委託しているのと同様に、地域コミュニティの推進を担うのは区の社会教育関係団体が適任です。区や施設でもSNSなどの運用をして広報活動をしているのですが、それを見て参加するのはほとんどが同じ人(リピーター)なんですね。これまでは団体の活動を区や施設が広報をしていましたが、これは今ほど個人での投稿が盛んではなかった時代に作られた構図です。

これからは発想を変えて、例えば、社会教育関係団体を対象に地域コミュニティ活性化に資する長期的な事業計画を公募し、採用された事業に対して区が活動費用を助成し、企画や広報、運営を全て社会教育関係団体が担うと言った転換が有効かもしれませんね。


2022年4月23日実施の直前対策LIVEセミナー
論文予想問題『多様性社会』が見事的中!!


スタディング 論文対策講座テーマ
『地域コミュニティ』が見事的中!!



国家総合職(大卒程度)

【基礎能力試験】

問題1 問題11 問題21 問題31
問題2 問題12 問題22 問題32
問題3 問題13 問題23 問題 33
問題4 問題14 問題24 問題34
問題5 問題 15 問題25 問題35
問題6 問題16 問題26 問題 36
問題7 問題17 問題27 問題37
問題8 問題 18 問題28 問題38
問題9 問題19 問題29 問題39
問題10 問題20 問題30 問題40


国家総合職(院卒者)

【基礎能力試験】

問題1 問題11 問題21
問題2 問題12 問題22
問題3 問題13 問題23
問題4 問題14 問題24
問題5 問題 15 問題25
問題6 問題16 問題26
問題7 問題17 問題27
問題8 問題 18 問題28
問題9 問題19 問題29
問題10 問題20 問題30


裁判所職員

基礎能力試験(大卒程度)

問題1 問題11 問題21 問題31
問題2 問題12 問題22 問題32
問題3 問題13 問題23 問題 33
問題4 問題14 問題24 問題34
問題5 問題 15 問題25 問題35
問題6 問題16 問題26 問題 36
問題7 問題17 問題27 問題37
問題8 問題 18 問題28 問題38
問題9 問題19 問題29 問題39
問題10 問題20 問題30 問題40


警視庁警察行政職員

Ⅰ類 教養試験(事務/心理)

問題1 問題11 問題21 問題31
問題2 問題12 問題22 問題32
問題3 問題13 問題23 問題33
問題4 問題14 問題24 問題34
問題5 問題15 問題25 問題35
問題6 問題16 問題26 問題36
問題7 問題17 問題27 問題37
問題8 問題18 問題28 問題38
問題9 問題19 問題29 問題39
問題10 1 問題20 問題30 問題40


警視庁警察官 Ⅰ類

Ⅰ類 教養試験(第1回)男女共通

問題1 問題11 問題21 問題31 問題41
問題2 問題12 問題22 問題32 問題42
問題3 問題13 問題23 問題33 問題43
問題4 問題14 問題24 問題34 問題44
問題5 問題15 問題25 問題35 問題45
問題6 問題16 問題26 問題36 問題46
問題7 問題17 問題27 問題37 問題47
問題8 問題18 問題28 問題38 問題48
問題9 問題19 問題29 問題39 問題49
問題10 問題20 問題30 問題40 問題50

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