宅建士のQ&A
テーマ別過去問集 抵当権・根抵当権の問題8 選択肢1について…
テーマ別過去問集 抵当権・根抵当権の問題8 選択肢1について
問題
Aが所有する甲土地上にBが乙建物を建築して所有権を登記していたところ、AがBから乙建物を買い取り、その後、Aが甲土地にCのために抵当権を設定し登記した。この場合の法定地上権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
回答
「Aが乙建物の登記をA名義に移転する前に甲土地に抵当権を設定登記していた場合、甲土地の抵当権が実行されたとしても、乙建物のために法定地上権は成立しない。」
解説では以下の記載があります。
「土地とその土地上の建物が同一所有者に属する場合において、土地のみにつき抵当権が設定されてその抵当権が実行されたときは、建物の名義が前主のままであっても法定地上権が成立します(判例)。」
ただし、テキストの解説では法定地上権が成立しないケースとして
建物に抵当権が設定された当時に、各別の所有者であった場合は、法定地上権が成立しないとの記載があります(ケース2)
問題の「土地に抵当権が設定された当時に、各別の所有者であった場合」は、法定地上権が成立するのでしょうか。
ケース2
「建物について抵当権を設定した当時、土地とその土地上の建物の所有者が各別であった場合に、その後、土地と建物が同一の所有者に属することとなった後に、その抵当権が実行されたとき(判例)。」
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