令和2年度(2020年度)試験
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お名前、合格された資格名、合格された年度を教えてください。 |
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名前は井之川宗弘と申します。合格したのは中小企業診断士になります。合格年度は2020年度になります。
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中小企業診断士資格を取得しようと思われたきっかけを教えてください。 |
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前職では毎日、中小企業の経営者の方にお会いする仕事をしていました。その頃から中小企業診断士試験自体に興味はあったのですが、実際は時間もなくて、具体的に取り組むきっかけもなく今に至っていました。 一昨年、今やっている自身の会社の代表取締役に就任して、本格的に中小企業の経営を支えていく側に回ったときに、やはり体系的な中小企業の経営理論とかそういったものをどこかでしっかり学びたいなという思いがありました。もちろん資格取得というのも目指したのですけど、まずはその勉強を通じて今まで学んできたものをきちっと自分なりに整理するいい機会になればと思って中小企業診断士受験に取り組んだというのが背景です。 |
スタディングをお選びいただいた理由は何でしょうか? | |
自分がすでに働いていた為、やはり移動や打ち合わせが多かったんです。夜も会食などがすごく多くて、要はまとまった時間とか、決まった時間で勉強を準備立ててやっていくということがすごく難しい状況にありました。その中で効果的に自分の時間を活用して自分のペースでやっていくにはもうeラーニングしかないなというところがあり、そこでいろいろなeラーニングを検討しました。そのなかでスタディングは映像と音声とテキストがきっちり管理されていて、そういったものを効率的に管理できる仕組みが整っており、その体制が非常に良かったなという印象がありました。 あとは周りの利用者、過去の利用者の話、今回の合格体験記など、いろいろなものを参考にさせていただいて、選びました。 |
実際にスタディングを使われて、良かったと思う点は何でしょうか? | |
まずはとにかく綾部先生の講義、話し方、スピード、あの雰囲気、全て本当に良かったなと思います。 あとは映像授業の一コマの長さがちょうどスキマ時間に活用できるものでした。例えば5分で埋まったり10分で埋まったりとか、自分の中で区切りをつけてやりやすい、そういう設定になっていたのが良かったです。 |
スタディングの機能やツールに関して、使って良かったものはありますか? |
学習マップですね。特に初学のときには整理がつかない、何と何の中身が繋がってるかわからないときに、系統ごとにわかりやすく、前後の繋がりとかも整理ができた学習マップが良かったと思いますね。 それと一番活用させてもらったのが、とにかく問題集です。基礎問や応用問題もあり、過去問もありというところで、また最終的にはそれを問題横断復習機能で科目ごとに自分が間違えたところを確認しながら、自分のペースで何度も繰り返しできるような環境にあったっていうことが一番大きいですね。 |
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勉強中どの分野で苦労しましたか?また、どのように克服しましたか。 |
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ITとか生産現場といった分野は非常に関わりが薄かったので、その言葉を一つずつまず理解するところから始めなくちゃいけなくて、そこが非常に苦労しました。科目的には運営管理であるとか、経営情報システムです。そこのところは完全な初学者として1から言葉を覚えて、流れを覚えるまで時間がかかりました。それを最終的に合格ラインまで持っていけたのは、ひたすら繰り返し講義を聞いて、繋がりがわからないところは学習マップで自分なりに紐づけて勉強したからだと思います。 おもしろいもので苦手な科目でも3、4回ですかね、ひたすら講義を最初から最後までと、それに関わる問題も3回4回と繰り返し解くと、繋がりが見えてきて、頭にスーッと入ってくるタイミングがやっぱりあったんですよ。そこからは苦手分野もほかの科目と同じようにできました。 |
試験勉強を続けるモチベーションを保つコツがあれば、教えてください。 |
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私の場合はちょうど勉強を始めたのが2月ぐらいだったんですけど、世の中の情勢が深刻になる中で自分のさらなる武器を身につけたい、今やっている仕事になにかしら繋げたいという思いがあったことが続けられた理由です。仕事に生かすためには理解を進めなければいけない。理解を進めるためにはどんどん勉強時間を確保して進めていかなきゃいけないっていうところがモチベーションなっていました。 あと、私がちょうど50歳になったんですけど、50代以上の方の二次試験までの合格率ってやっぱり数%ぐらいしかないんですよね。なのでそこを仮にクリアできたら自分とっても自信になると思って、目標にしてやってきました。 |
1日のなかでどういった時にどれくらいの時間勉強していましたか? | |
ほとんど通勤というか、移動時間ですね。今だいたい1日3時間から4時間ぐらい何かしらで移動しています。その時間の中、特に電車の中で勉強していました。動画を見ながら、動画を見れないときは音声だけ、周りの人がいなくて集中できるような環境のときは問題集まで、そのパターンで移動の3,4時間のうち、だいたい2,3時間は勉強に充てていました。 あとは休みの日に、まとまった時間で集中して問題集を解いていました。基本平日は移動時間に、講義や音声動画をずっと見て、休日にまとめてだいたい1日5時間とか6時間ぐらいかけて問題集をひたすら繰り返していました。 |
中小企業診断士の学習を行って、その学習自体が役に立ったことはありますか? | |
自身がもうずっと中小企業の経営者に関わる仕事をずっとやってきたものですから、自分が培った知見で十分自信を持ってやっていたんですけど、仕事の幅が増えたり、多種多様な人と会う中で、相手に伝えるっていうところにおいて、正直ちょっと壁があったんですね。その壁にぶつかっていたタイミングでもあったので、日々やっている業務とリンクする部分と、リンクできない部分の整理整頓ができたという点で役に立ちました。実際に一次試験の問題集とか講義を聞きながらそこで初めて得た知識を、実際に日常で自分がやっている業務の中でも取り入れて早速効果のあったものもありましたので、会社の経営者じゃなくても、社会人として一通り全般的なマネジメントなどをやる際には勉強してみるとプラスになるんじゃないかなと思っています。 |
スタディングはどのような方におすすめだと思いますか? | |
基本はもう全ての方です。昨年のコロナ禍より前だったら、みんなで肩や席を並べたりと仲間が多い環境で勉強をするほうがモチベーションも続くっていう人がおそらくいっぱいいたと思うんですけど、今それがいつまでできるのかもわからない状況じゃないですか。 通学されている方がいきなりリモートに切り替わったりというのも多い話なので、それであれば最初からeラーニングを前提にして、自分のペース、自分の勉強のスタイルを構築するっていうのが今まさにいいと思いますし、これからも多分そうなっていくだろうと思います。なので、集団学習が向いているとか勉強会といった形式も大事かもしれないですけど、まず自分の時間をいかに効率的に使うか、自分に合った学習法を構築するかが大切で、そのためのベースとしてスタディングが一番有効なのではないかと思います |
これから中小企業診断士を取得しようと考えている方にメッセージをお願いします。 | |
今後、国や政府が、地方活性化だとか事業の円滑な承継、中小企業を支援する専門家というのを育成していく方針と聞いています。 その最たる専門家が中小企業診断士なのだと思います。なので今後、診断士を目指して自分の人生を豊かにしていくということを目指すことは決して悪いことではなく、どんどんチャレンジしていただければなと思っています。 資格自体は1次試験7科目・2次試験4科目と大変な資格だとは思うんですけど、自分自身がその経済活動の中に身を置いて、その企業経営の基本を一通り学べる本当に数少ない学習機会になるかと思います。合格を目指すのはもちろん当然なんですけど、その過程においていろいろ気づいたり学んだり、ビジネスマンとしてのスキルアップも期待できると思います。 近年のコロナ禍においては多くの会社が事業再構築とか、新しい事業展開というのを模索している中で、そこに寄り添って共に歩めるのが中小企業診断士じゃないかと思います。 なのでそこを一緒に歩けるもしくは地域とか日本を少しでも明るくしたいとかそういった思いがあれば、ぜひ勇気を持って学習して合格を目指していただければなと思っております。 |
講師:綾部貴淑 からのコメント井之川さん、中小企業診断士試験合格、本当におめでとうございます! この度は貴重なお話をお聞かせいただきまして誠にありがとうございました。 ご自身の会社を経営しながらの勉強ということで、両立は大変苦労をされたかと思います。 その中でも移動時間などを上手に活用し、ご自身の勉強方法を確立されたことが合格に結びつきましたね。 普段忙しくて中々時間がとれない、という方へも大変参考になるお話でした。 スタディングをご活用いただき、大変嬉しく思います。 中小企業診断士資格を活かして、より一層ご活躍頂ければ幸いです。 今後ともよろしくお願いします! |
以前の合格者インタビューもご覧いただけますスタディングで中小企業診断士試験に合格!喜びの声をお寄せいただいています。 合格者インタビュー掲載中!
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