今の司法試験、予備試験の論文試験は、判例の立場で簡潔な論証が書ければ合格答案になります。
ポイントは「判例の立場」と「簡潔」です。
市販の論証本や予備校テキストの中には、いまだに、古い学説の立場で書かれた、長くて覚えにくくて書きにくい論証例が載っているものがありますが、そのような教材で苦しい学習を続けるのはもうやめにしましょう!
当講座は、端的に言えば、百選掲載レベルの重要基本判例の論証書き方指導です。
しかし、よくある百選を読み上げるタイプの判例解説講義とは一線を画します。
すなわち「本当に書ける」ようになるための講座です。
判例で「本当に書ける」ようになるための工夫が満載です。
当講座では、判例の事案を丁寧に分析します。いわゆる判例の射程が分かります。
なぜなら、論文試験対策では、たとえ論点や論証例を覚えても、どの事案で、どの場面で書くのか、すなわち事案もセットで押さえなければ、適切な場面でアウトプットできず、せっかくインプットしても得点につながらないからです。
当講座は単に判例の規範と理由付けを確認するだけの講座とは一線を画します。
また実践的な論証例を素材に「端的に答案を書くための手法」を指導します。
市販の論証例や予備校のテキストに載っている論証例は、はっきり申し上げて、ムダに長すぎます。
いくら正確を期すとしても、一般的な受験生が覚えられない、実用性に欠けるものでは意味がありません。
当講座では、上位合格者の実践的なスキル、例えば「規範を一次規範・二次規範に分け、規範の論述を大幅に短くする手法」「規範を立てずに、事実をいきなり『評価』してあてはめる手法」「事例中の事実をポイントだけひろって記載を省略する方法」などなど多種多様な手法を講師が具体的に実践しますので、入門基礎講座修了生が答案練習会に行くための橋渡にもなる講座です。
判例の射程、問題の所在、問題意識、論点整理、実践的な書き方
講義は、まるで論文式試験で答案を書く場面のように、合格答案を書くために求められる一連のフレームワークに従って進行します。
だから、講義を聴くこと自体が、いわば論文演習といえます。
その一連の思考手順を追体験することで、論文式試験の問題検討から答案構成、答案作成までの合格者の思考様式・手順が学べます。
しかも、スタディングならではの、ビジュアルで分かりやすい図解と大きくて読みやすい文字で書かれたスライドが、思考の動きと合わせて展開します。紙のテキストや平板なスライドを単に映して喋るだけの講座とは、頭への刺さり方が違います!
WEBテキストに暗記ツールも。検索機能もついて復習も断然しやすい!
講義のスライドは、さらに補充・発展資料が追加されて読みやすくレイアウトされ、WEBテキストの形で提供されます。
もちろん紙に印刷することもできますが、WEBテキストならではの検索機能を利用して、知りたい情報に高速でアクセスできます。
このWEBテキストは、スケーラブルですから、PC・タブレット・スマホのそれぞれの画面に適した形で表示されます。
スマホ一つで、判例の事案から、判旨、論点整理、判例の立場での論証例まで、すべて読むことができ、判例集や紙の分厚いテキストを持ち歩く必要はありません。
また、当講座のWEBテキストには、暗記ツールも用意しました。論述に必須のキーワードをオン・オフさせながら確認テストもできます!
1講義・1判例・30分程度だから、スキマ時間でいつでもサクサク学習できる
テキストと一体型のビデオ講座は、大きくて読みやすい文字、内容に応じて色分けされたフルカラーのスライドの展開に沿って、ゼロからわかりやすく講義します。紙のテキストを使う講義のように、何ページの何行目の云々といったムダな説明時間が一切なく、スタディングではテレビの情報番組の司会者のようにテキパキと講義が進行しますのでまさに没頭できる講義です。したがって、時間数は短くとも内容が濃い高密度・高効率の講義です。
判例学習は最も実務に直結するだけに、単に試験に合格しているだけではなく、講師の実務経験の有無も講座選択の重要な要素になります。
本コースの担当講師は司法試験上位合格者であり、現役の弁護士である小村仁俊先生。
日々法律実務を担う弁護士先生ならではの実務を交えた講義は、具体的にイメージしやすく頭に残りやすいと評判です。
なお、当講座の初回講義は無料公開講座で今すぐお試し頂けます。
各科目に含まれるもの
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【書ける!判例論証講座】
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WEB講義(ビデオ・音声)
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各科目の講義時間と取り扱い判例数 【基本判例】 憲法 44回/44判例 合計約15時間 民法 54回/54判例 合計約24時間 刑法 45回/45判例 合計約19時間 民事訴訟法 34回/34判例 合計約15時間 刑事訴訟法 34回/34判例 合計約19時間 商法 45回/45判例 合計約21時間 行政法 35回/35判例 合計約17.5時間 【特別編・短答対策】 民法 3回 合計約1時間 刑法 2回 合計約1時間 民事訴訟法 2回 合計約1時間 刑事訴訟法 1回 合計約0.3時間 商法 2回 合計約0.5時間 行政法 2回 合計約0.5時間 |
WEBテキスト 暗記ツール付き
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【全科目共通】 各回にWEBテキストが付きます。 *マイページ上にある検索機能で各回の区切りを越えて横断的に検索できます。
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受講期限
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2026年1月31日
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リリーススケジュール
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講座は2024年8月下旬にかけて順次リリース予定です。 各科目の回数はこちら
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