司法試験、予備試験の選択科目、「労働法」の対策講義・論文過去問の演習講座です。
サラリーマン、公務員、アルバイトなど、給与所得者としての経験がある方には、なじみのある概念が多く、原理・原則となる価値観も容易に理解できるので、労働法を受験科目として選択する人が増えています。また、弁護士として資格を取得した後も、労働関係の問題が関係してくることは多く(使用者側・労働者側両方の観点から問題が発生しえます)、労働法についての理解は実務家にとって必須ともいえます。
著名な事件についての判例や、実際に試験で出題された問題を題材に、万全の体制で試験に臨みましょう!
●資格学習初心者、法律の初心者でも「直感的にわかりやすい」講座
講師自身もかつては「債権」の意味もわからなかった初心者だったという経験から、できるだけ簡単な言葉遣いで、図表を多く用いて、おおまかな「イメージ」をまずつかむということを重視した講座構成としています。また、できる限り、図表を用いて、法律的な概念の意味合いや、似たような概念の相違、登場人物の間の関係性などがわかりやすくなるように心がけています。
また、事例の中の具体的な名称や発言内容、事例の時期や時代背景などについては、できるだけ記載し、事例のイメージがつかめるようにしました。これにより、実際の事案へのあてはめを問われる論文試験においても、普段の学習と同じ感覚で事例を検討できる力が養成できます。
●原理・原則の理解から、想定外の問題にも対応できる「骨太の理解力」を養成
司法試験が他の資格試験と一線を画するのは、「論文式試験」という試験形式が存在することもさることながら、そこで出題される問題の中には「ほとんどの受験生が考えたことがない、知識だけでは対応できない問題」、「他の法律学の考え方を応用して、試験の現場で考えなくてはならない問題」が出題されることがあるという点にあります。このような問題は、他の資格試験の対策のように、「過去問の答えを覚える」だけでは対応できません。したがって、過去問を検討するときにも、答えを覚えるだけではなく、過去問を通じて「考える」訓練が必要になります。
そこで、本講義では、著名判例や基本書を主軸にして、知識の習得を目指しつつ、過去問演習ではさらに一歩進んで、「現場思考の問題にどう対応するか」についても重点を置いて解説しています。また、参考答案においても、できる限り、「特別な知識を知らなくても、現場で何とか考えて作成できる合格答案」とすることを目指しています。
本講義の受講を通じて、「知識がないから書けない」は卒業して、「知識がなくとも、考えて書ける(原理・原則や条文の趣旨から説き起こして書ける)」にステップアップしましょう!
●時間内に「書ききる」答案作成のコツ、合格に必要な「最後の一歩」を伝授。
市販の「過去問答案集」や「再現答案集」の中には、有限の試験時間では、到底書ききれないほどの分量で、基本書や判例の言い回しを正確にコピーペーストした「理想的な答案」が掲げられたものがあります。しかし、実際の受験生は試験時間という制限があり、その時間内で、問題を検討し、答案構成(答案全体の組み立てを考えること)をし、実際に答案を書き上げなくてはなりません。
そのためには、正確な知識を前提としつつも、「基本書や判例の言い回しをより短く言いかえる」、「同じことを2回書かなくて済むように、答案構成を工夫する」、「より短く答案をまとめるために、日本語の表現それ自体にも工夫する」などの「ちょっとしたコツ」が必要不可欠です。かつての受験生は、問題の検討や答案練習を繰り返し行い、膨大な時間を費やす中で、これらの「最後の一歩」ともいえる技術を(無意識的に)習得していました。
しかし本講義では、これらの技術の第一人者である小村講師が、直筆の「参考答案」で「意識的に」披露していますので、豊富な実例を通して、「何をどこまで書くべきかのバランス感覚」や「有限の時間内での取捨選択」を通して、「合格答案のイメージ」を、即座に、具体的につかむことができます。
たとえば、判例の長文・難解な表現(判断基準、規範)を、一次規範と二次規範に分類し、「何を答案に書くべきか」を明確にしています。これにより、実際に答案上に記載するべき「一次規範」と、答案上には記載しないが、受験生の頭の中に持っておくべき判断基準である「二次規範」を明確に分類して、「時間内に」「合格答案を作成できる」能力を伸ばすことができます。
せっかく答案を書いても、「なぜかいつも不完全燃焼(中途半端)な答案になってしまう」と感じている方は、本講義の受講を通じて、「自分の力を出し切った」といえる答案が書けるようになりましょう。
●1講義・1問題・30分程度だから、スキマ時間でいつでもサクサク学習できる
テキストと一体型のビデオ講座は、大きくて読みやすい文字、内容に応じて色分けされたフルカラーのスライドの展開に沿って、ゼロからわかりやすく講義します。紙のテキストを使う講義のように、何ページの何行目の云々といったムダな説明時間が一切なく、スタディングではテレビの情報番組の司会者のようにテキパキと講義が進行しますのでまさに没頭できる講義です。したがって、時間数は短くとも内容が濃い高密度・高効率の講義です。
本コースの担当講師は司法試験上位合格者であり、現役の弁護士である小村仁俊先生。
日々法律実務を担う弁護士先生ならではの実務を交えた講義は、具体的にイメージしやすく頭に残りやすいと評判です。
なお、当講座の初回講義は無料公開講座で今すぐお試し頂けます。
各科目に含まれるもの
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【選択科目講座 労働法】
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WEB講義(ビデオ・音声)
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各科目の講義時間 【基本講座】 講義 30回 合計約14時間 【過去問講座】 講義 8回 合計約5時間
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WEBテキスト
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【全科目共通】 各回にWEBテキストが付きます。 *マイページ上にある検索機能で各回の区切りを越えて横断的に検索できます。
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受講期限
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2026年1月31日
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リリーススケジュール
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講座は全てリリース済みです。 各科目の回数はこちら
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