倒産法科目は、民法・民事訴訟法との理解の相乗効果があり、民事系科目を得意になることができることから、選択者が多い科目となっております。また、弁護士として資格を取得した後も、特に一般民事系の事務所では、破産管財業務や破産申立代理業務等、倒産法に関する実務を扱うことは多く、倒産法についての理解は実務家になっても非常に重要といえます。
著名な事件についての判例や、実際に試験で出題された問題を題材に、万全の体制で試験に臨みましょう!
●難しい原理・原則も図や事例を用いて分かりやすく解説
倒産法では、双方未履行双務契約、開始時現存額主義、担保権消滅許可制度など、倒産法独自の原理・原則や制度などが多く登場しますが、その多くが、初学者にとっては非常に難しく、理解し難いものになっております。
そこで、本講義では、そのような理解の難しい原理・原則について、できる限り根本の制度趣旨や制度の帰結を理解できるように、図を用いて分かりやすく解説することを心がけています。そのため、初学者でもつまづくことなく倒産法を学べるようになっております。
●基本講義と過去問講義の「相互参照」にこだわりました
司法試験の対策のためには、基本講義で習った内容が実際に問題としてどのように問われるのかを知ることが重要です。せっかく修得した知識であっても、その使い方・答案での表現方法を知らなければ司法試験に合格することができません。
そこで、本講座の過去問講義において、基本講義の資料を参照する形で解説を構成しました。そのため、過去問講義を利用している際も、基本講義の理解に立ち戻りつつ、実際の試験問題でどのように基本講義で習った内容が問われるかを知ることができます。
●体系を意識した詳細なWebテキスト
倒産法では、基本的な手続を問う問題や、条文の内容をそのまま問う問題が出題される傾向にあります。このような問題に対応するためには、倒産法の条文の体系的なイメージを持ち、「大体〇条にこのようなことが書いてあったな」という理解をしておくことが重要になります。
そこで、基本講義では、全回を通じ、基本書のように体系を意識した構成とし、倒産法の全体構造を把握しやすくしました。また、基本書のような構成であることから、動画講義を閲覧した後は、Webテキストのみでも復習しやすくなっています。さらに、講義の中で登場した【論点】については、QA形式でまとめており、論点のみを後から確認しやすい構造にもなっています。
●実際に試験問題を解く際の思考手順を意識した過去問講義
試験問題を一人で解くと「どのように考えていけばいいのか分からない」というような壁に突き当たることがあります。問題演習をしていくにあたって、最初の問題への取り組み方を知ることは、効率性の観点からも重要になります。
そこで、過去問講義では、事例の概要を確認したあと、問題文からどのような点が問題になっているかを確認し、その問題点についてどのように考え、実際の問題にあてはめるか、といったように、実際に問題を解く際の思考手順に従った解説をしています。また、実際に答案を書く際の流れも意識したスライド構成になっており、参考答案が、なぜそのような論述の流れになっているのか、を理解できます。
●1講義・1問題・30分程度だから、スキマ時間でいつでもサクサク学習できる
テキストと一体型のビデオ講座は、大きくて読みやすい文字、内容に応じて色分けされたフルカラーのスライドの展開に沿って、ゼロからわかりやすく講義します。紙のテキストを使う講義のように、何ページの何行目の云々といったムダな説明時間が一切なく、スタディングではテレビの情報番組の司会者のようにテキパキと講義が進行しますのでまさに没頭できる講義です。したがって、時間数は短くとも内容が濃い高密度・高効率の講義です。
本コースの担当講師は、大学学部時代に予備試験に合格し、その後ストレートで司法試験に合格した、現役の弁護士である高木亨先生。
受験指導をしてきた経験を踏まえた講義は、非常に分かりやすいと評判です。
なお、当講座の初回講義は無料公開講座で今すぐお試し頂けます。
各科目に含まれるもの
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【選択科目講座 倒産法】
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基本講座
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動画講義 32回 合計約20時間 WEBテキスト 各回に付属
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過去問講座
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動画講義 8回 合計約5時間 問題PDF 8回 参考答案 8回
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受講期限
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2026年1月31日
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リリーススケジュール
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講座は全てリリース済みです。 各科目の回数はこちら
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