宅建士 合格者の声

通勤電車は満員なのでもちろん通勤講座の動画やテキストを見ながら。

私は8月から不動産業界に入り、本格的に始めたのもその頃からでした。
会社では資格取得のため、有資格者の社員が講師役をやったり、外部から講師の先生を呼んで授業をしてくれていましたが、半端な時期に入社したこともあり、宅建業法と権利関係についてはすでに終了していました。
そのため、会社での講義は「法令上の制限」、通勤電車や家ではこの「通勤講座」を使わせて頂き業法や権利関係を勉強しました。
法令上の制限は講師が教えてくれるので頭に残りやすいのですが、その他の科目は独学になりなかなか本の文字だけを追って勉強するのは大変です。
そこで、通勤講座の動画も各単元ごとに収録されているので、市販のテキストを併用することもでき、効率的に頭に叩き込めました。
実質二ヶ月半しかなかったので、周りの先輩方のアドバイスに則り、それぞれの科目ごとに目標点数を決め、権利関係の民法は8割方捨てて、区分所有法や借地借家法など覚えれば何とかなるものだけをしっかりと。業法は満点取る気でガッツリと。法令上は個人的に楽しかったのでグイグイ学習を進め、免除科目は前日〜試験開始直前までの間に詰め込みました(すぐ忘れそうだったので)。
一科目ずつではなく、基本二科目平行してやらなくては間に合わなかったため、時間の確保が大事ですが、私の場合通勤電車の片道時間が一時間半ほどかかるので、往復3時間、会社の休憩時間の20〜30分間、家に帰ってきたから1時間弱と時間を決めて勉強してました。通勤電車は満員なのでもちろん通勤講座の動画やテキストを見ながら。なかなか勉強が出来ない時は、休みの日で帳尻合わせをして、1日単位ではなく1週間単位でスケジューリングを行い自分にプレッシャーをかけないようにしてました。
前日は本当に焦ってしまいましたが、試験後自己採点したら何とか37点を取っていました。
正直勘に頼らざるを得ない問題もありましたが(殆ど勉強してない民法など)、業法や法令、権利関係の区分所有法や借地借家法などでしっかりと点を取れていたため逃げ切れた?って感じでしょうかf^_^;
私のように試験までの時間がない人は、
1、スキマ時間を見つけておくこと
2、通勤講座の動画は一通り全部観て、ある程度「捨てる単元や科目」を見つけておくこと
3、覚えれば取れる科目はとにかくたくさんの問題をこなして自分のものにしておくこと。
4、余裕があれば、「捨てた科目」を見直し、やっぱり覚えられないと思ったらもう二度とやらないこと。
5、合格者のアドバイスはしっかり耳を傾けること
ですかね。

合格者画像

TIさん

宅建士

2017年合格

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