1コマ1コマもコンパクトにまとめられており、ちょっとした空いた時間にも勉強しようかな、という気にさせてくれるのも非常に大きかった。
ちまたのブログなんかでは「とりあえず過去問回して解説読んで、分からないところはテキスト!とにかく過去問を何周するかが大事!」のようなことがよく書かれているが、かつてならともかく現状の難易度の宅建試験ではその学習方法では合格安全圏までにはなかなか達せないのではないかと個人的には感じた。この学習方法は、無駄に時間が掛かることと、過去問を十分に理解できていないまま選択肢を暗記してしまい正答してしまうという弊害があるように思う。
その点、ビデオ講座→過去問→ウェブテキストで復習の流れは「とりあえずまずは分からないなりにも理解しよう」という入口から入るので、その直後に解く過去問でも「さっきの講義で言ってたところだ」とか「講義で言ってたけど思い出せない」など理解度と知識の定着にとても理にかなっており、短期間での合格には欠かせない学習スタイルだと思った。
また1コマ1コマもコンパクトにまとめられており、ちょっとした空いた時間にも勉強しようかな、という気にさせてくれるのも非常に大きかった。
ただこの講座のみで合格できたかと言われると、私の場合は違うと思う。重要箇所や頻出事項についてしぼっているがゆえに、そこそこ重要なことであっても全く触れられていない箇所がある。なので全講義と全ウェブテキストを熟読して理解したとしても、「何これ全然分からない」という過去問にいくつか出会い焦って市販の過去問解説の本を買い足した。
とは言え、このスタディング講座がなければ1発合格は間違いなくできておらず、そもそも学習が続いていなかったと思う。独学合格を目指そうとされてる方でモチベーションの維持に困っている方、市販のテキストを読んでもなかなか頭に入らないという方には是非オススメしたい。