令和4年度(2022年度試験)は合格率11.7%、合格者2,632人!
令和5年3月10日(金)に公益社団法人 日本技術士会より、令和4年度 技術士第二次試験の合格者が発表されました。
合格された方、本当におめでとうございます。
令和4年度 技術士第二次試験は、22,489人の受験者に対して、合格者が2,632人という結果でした(前年度の合格者は2,659人)。
また、合格率は 11.7%(前年度11.6%)でした。平成25年度試験以降の合格率は平均して9~16%台を推移しており、試験制度が変更となった令和元年以降は11%台の合格率となっています。
なお、合格された方には、公益社団法人 日本技術士会から成績通知書及び技術士第二次試験合格証が令和5年3月10日(金)に発送される予定です。
令和4年度 (2022年度)技術士二次試験結果について
- 申込者数:29,391人(前年度:29,828人)
- 受験者数: 22,489人(前年度:22,903人)
- 合格者数: 2,632人(前年度:2,659人)
- 合格率: 11.7%(前年度:11.6%)
- 合格者平均年齢:42.8歳(前年度 42.5歳)
※ 公益社団法人 日本技術士会「令和4年度技術士第二次試験統計」より
部門別試験結果
年度 |
申込者数 | 受験者数 | 合格者数 |
合格率 |
機械部門 | 979 | 806 | 141 | 17.5% |
船舶・海洋部門 | 14 | 11 | 3 | 27.3% |
航空・宇宙部門 | 43 | 40 | 8 | 20.0% |
電気電子部門 | 1,270 | 1,023 | 99 | 9.7% |
化学部門 | 152 | 124 | 23 | 18.5% |
繊維部門 | 35 | 33 | 9 | 27.3% |
金属部門 | 98 | 86 | 17 | 19.8% |
資源工学部門 | 26 | 21 | 3 | 14.3% |
建設部門 | 17,443 | 13,026 | 1,268 | 9.7% |
上下水道部門 | 1,857 | 1,386 | 142 | 10.2% |
衛生工学部門 | 596 | 465 | 54 | 11.6% |
農業部門 | 997 | 722 | 88 | 12.2% |
森林部門 | 343 | 277 | 44 | 15.9% |
水産部門 | 128 | 96 | 13 | 13.5% |
経営工学部門 | 234 | 200 | 28 | 14.0% |
情報工学部門 | 490 | 395 | 50 | 12.7% |
応用理学部門 | 668 | 551 | 75 | 13.6% |
生物工学部門 | 32 | 29 | 5 | 17.2% |
環境部門 | 530 | 415 | 53 | 12.8% |
原子力・放射線部門 | 63 | 48 | 8 | 16.7% |
総合技術監理部門 | 3,393 | 2,735 | 501 | 18.3% |
平成25年度以降の技術士二次試験の合格率の推移
年度 |
申込者数 | 受験者数 | 合格者数 |
合格率 |
平成25年度 | 31,397 | 23,123 | 3,801 | 16.4% |
平成26年度 | 30,435 | 23,207 | 3,498 | 15.1% |
平成27年度 | 30,823 | 24,878 | 3,649 | 14.7% |
平成28年度 | 31,635 | 25,032 | 3,648 | 14.6% |
平成29年度 | 32,947 | 26,253 | 3,501 | 13.3% |
平成30年度 | 32,744 | 25,914 | 2,355 | 9.1% |
令和元年度 | 30,690 | 24,326 | 2,819 | 11.6% |
令和2年度 | 25,603 | 20,365 | 2,423 | 11.9% |
令和3年度 | 29,828 | 22,903 | 2,659 | 11.6% |
令和4年度 | 29,393 | 22,489 | 2,632 | 11.7% |
技術士二次試験の合格基準について
技術士二次試験合格の基準は下記のように発表されています。
【合否判定基準】
【筆記試験】※いずれも60%以上の得点が必要
▼総合技術監理部門を除く技術部門
●必須科目:
「技術部門」全般にわたる専門知識
●選択科目:
「選択科目」に関する専門知識及び応用能力
「選択科目」に関する課題解決能力
▼総合技術監理部門
●必須科目:
「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び 応用能力(択一式)
「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び 応用能力(記述式)
●選択科目:
「技術部門」全般にわたる専門知識
「選択科目」に関する専門知識及び応用能力
「選択科目」に関する課題解決能力
【口頭試験】※いずれも60%以上の得点が必要
▼総合技術監理部門を除く技術部門
●技術士としての実務能力
・コミュニケーション、リーダーシップ
・評価、マネジメント
●技術士としての適格性
・技術者理論
・継続研さん
▼総合技術監理部門(必須科目)
●総合技術監理部門の必須科目に関する 技術士として必要な専門知識及び 応用能力
・経歴及び応用能力
・体系的専門知識
▼総合技術監理部門(選択科目)
●技術士としての実務能力
・コミュニケーション、リーダーシップ
・評価、マネジメント
●技術士としての適格性
・技術者倫理
・継続研さん
試験結果等の詳細は、下記の公益社団法人 日本技術士会センターホームページをご覧ください。
▼合格発表(令和5年3月10日)