2022年(令和4年)度 短答式筆記試験 結果概要
2022年(令和4年)度 弁理士試験の短答式試験の試験結果が発表されました。今年度の短答式試験合格者数は284人で、2019年度(令和元年度)から4年連続で減少し、しかも過去5年間で最少合格者数だった2017年度(平成29年度)の287名よりも3名少ない人数でした。また、今年度の合格点は例年同様39点です。短答式試験に合格された方が受験できる論文式試験の必須科目は7月3日(日)、選択科目は7月24日(日)に実施されます。
・合格者数:284人(昨年度304人)
・合格点:39点(昨年度39点)
科目別合格基準点
特許・実用新案に関する法令 8点
意匠に関する法令 4点
商標に関する法令 4点
工業所有権に関する条約 4点
著作権法及び不正競争防止法 4点
工業所有権法科目及び条約科目の免除者の合格点 7点
短答式筆記試験 合格基準
総合得点の満点に対して65%の得点を基準として、論文式筆記試験及び口述試験を適正に行う視点から工業所有権審議会が相当と認めた得点以上であること。ただし、科目別の合格基準を下回る科目が一つもないこと。なお、科目別合格基準は各科目の満点の40%を原則とする。
短答式筆記試験 受験者数・合格者数・合格率の推移
実施年 | 平成 23年 |
平成 24年 |
平成 25年 |
平成 26年 |
平成 27年 |
平成 28年 |
平成 29年 |
平成 30年 |
令和 元年 |
令和 2年 |
令和 3年 |
令和 4年 |
受験者数 | 6377 | 5255 | 4734 | 4674 | 4278 | 3586 | 3213 | 3078 | 2895 | 2259 | 2686 | 2754 |
短答式合格者数 | 1934 | 1374 | 434 | 550 | 604 | 557 | 287 | 620 | 531 | 411 | 304 | 284 |
短答式合格率 | 30.3 | 26.1 | 9.2 | 11.8 | 14.1 | 15.5 | 8.9 | 20.1 | 18.3 | 18.2 | 11.3 | 10.3 |
※上記は2022年(令和4年)6月20日の受験者、合格者統計データを基に作成しています。
詳細は、特許庁のホームページをご覧ください。