05学習1周目は「終わらせる」を意識
スキマ時間で2科目合格
――税理士を目指す際に、スタディングを選んだ理由を教えてください。
決め手は安さです。必須科目(簿記論と財務諸表論)の対策講座が割引価格で4万円程度(※)。「これなら失敗しても大丈夫」という気持ちで始めることができました。実際にやってみると、学習内容が細切れになっているので1日の目安を立てやすいし、あまり勉強できなかったら翌日は多めにやるなど柔軟にコントロールできて便利です。
※:納野さんの申し込み当時の価格・キャンペーンです。
――どのように勉強を進めていますか?
とにかくスキマ時間を活用しています。動画講義でのインプットは通勤電車で。理解できなくても止めずに聞き続けるのがポイントです。そのあとはスマホでできる正誤問題に取り組みます。
問題集に取り組むのは家事の合間です。子どもを学校に送り出してから仕事に行くまでの30分、帰宅して夕飯を作り始めるまでの30分を使い、テーマ別の問題を解きます。試験の直前は、休日に1〜2時間集中して総合問題に取り組んでいます。
――勉強で工夫しているポイントはありますか?
1週目の学習は、内容を理解できなくても、とにかく最後まで終わらせることです。解答を書き写しながら理解する、ということもしています。動画を1回聞いただけでは解けない問題ばかりですが、そこは割り切り、書き写しながら理解を深めるよう意識しています。
――税理士試験を突破する(官報合格)には合計5科目の合格が必要ですが、今はどんな状況ですか?
勉強開始から約2年後の2022年に、必須科目の2科目(簿記論と財務諸表論)に合格しました。当初は3年くらいで5科目が揃うだろうと考えていましたが、実際にやってみるとそうはいかないものですね。私は数字には強いのですが、法律の勉強に難しさを感じました。今は焦らず1科目ずつ合格を積み上げていく計画です。
実は、公認会計士の夫が私の勉強に理解を示してくれたのは必須科目に合格したときが初めてでした。彼は士業の世界にいるので、資格試験に何年も受からず苦労する人たちを身近なところで見てきたんだそうです。税理士を目指すことがどれだけ大変か、私よりもリアルに想像できたので反対していました。でも必須科目をクリアできたのを見てこの先も見込みがあると感じたようで、今では応援してくれるようになりました。
2023年は1科目受験しました。官報合格まで時間はかかりますが成し遂げたいと思います。