05スタディングの効果を実感
続けて2つ目の資格に挑戦
――坂さんはその後、宅建士の資格も取得されています。
宅建士も、私が今やっている業務で使える資格です。融資業務では、お客さまの資産力を把握するときに所有されている不動産の評価をすることがあります。そういった場面に役立つのではないかと思い、宅建士も取得しようと考えました。取得した今、建物の建設への融資に必要になる担保設定の手続きをする際などに、宅建士の試験で得た知識が生きていると感じます。
――宅建士のほうは、いつから勉強を始められたのでしょうか。
2022年3月ごろですね。1つ目の資格取得が成功していい流れに乗っていましたし、勉強することがなくなると通勤時間を暇だと感じるようになったこともあり(笑)、自然と「別の資格も取りたいな」という気持ちになりました。スタディングなら無理なく効率的にできるとわかったので、スタディング宅建士講座に申し込みました。
ただ、最初はなかなかエンジンがかからず、講義動画を気が向いたときに見る程度。本格的に勉強を始めたのは、同じ年の夏ごろです。この時点でまた試験本番まで3カ月しかなかったので、3カ月前くらいになって初めてやる気スイッチが入るタイプなのかもしれません(笑)。
――そこからどのように勉強を進めていったのですか?
宅建士も基本的に通勤時間に講義動画を視聴するスタイルでした。休日もあまり机に向かうことはなく、遊びに行くときの電車の中など、スキマ時間を利用して講義動画を見て勉強していました。だから、インプットがメインでしたね。
過去問などの問題演習については、間違った問題がアプリ上に記録されるので重点的に復習していました。
――中小企業診断士の1次試験・宅建士ともに約3カ月という超短期間で合格されていますが、勝因は何だと思いますか?
スタディングの講義は要点がまとまっていて、必要最小限のことを詰め込んであり効率よく勉強できたことが大きかったです。それに、もともと法学部の出身で法律の素養があったことと、少し前まで大学生だったので試験勉強に対してあまり抵抗感がなかったことも影響していると思います。