社会保険労務士のQ&A
社会保険労務士試験に合格するためには、毎日勉強を継続するとい…
スタディング受講者
質問日:2024年10月09日
社会保険労務士試験に合格するためには、毎日勉強を継続するといったモチベーションの維持が大切かと思います。そこで、モチベーションを維持、又は上げるためにも社労士になった後の世界を教えて頂きたいです。具体的には、社労士とは社会保険と労務の専門家だと認識しておりますが、一般的に認知されている1から3号業務の仕事以外にどのような分野でご活躍されている方がいらっしゃいますか。もしくは、あまり知られていない資格の活用方法等でも構いません。
回答者様のように、社労士資格を取得したことでこれから資格取得を目指す方々への助言や指導も大切な業務のうちの一つだと思います。
現状の知見で良いので教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
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回答
ご質問いただきましてありがとうございます。
スキマ時間を意識されながらの毎日のお勉強、本当にお疲れさまです。
ご質問につきましては、私が2024年4月に社会保険労務士として登録後、様々な研修やイベント等でお話できた先輩社労士の活躍されている場面を記載させていただきます。
・顧問先の給与計算業務
・顧問先の労務相談
・顧問先の人事システム導入およびそのフォロー
・顧問先の1号および2号業務
・顧問先の経営者との会合(相談をお伺いする)
・障害年金専門業務(相談対応から手続きまで)
・雇用調整助成金等の助成金手続き代行
・小学校~大学専門学校へ出向き、社会保険制度の授業や研修の実施
・労働基準監督署の臨時職員(相談業務等)
・ハローワークの臨時職員(求職活動支援等)
・年金事務所の運営受託(県社労士会が受託し、登録社労士が実務)
・商工会等での無料年金相談会の相談員
・銀行や信用組合主催の年金相談会の相談員
・行政書士や中小企業診断士とのダブル・トリプル資格を活用しての経営支援
・税理士とのコラボレーションによる経営支援
・社会保険労務士試験予備校の講師
・オンライン専門社労士業務(オンライン相談等)
・国家公務員の身分を維持しながらの「その他登録」社労士
・勤務している会社の社労士業務(勤務社労士)
・会社員との兼業社労士(開業社労士)
などです。
独占業務の1号業務および2号業務以外の業務は、3号業務となるため、様々な分野で社労士は活躍しています。
全国社会保険労務士会連合会のホームページには
「人を大切にする企業」づくりから「人を大切にする社会」の実現へ
と記載されており、人を大切にする社会の実現に向けたすべての業務は1号から3号に該当すると私は考えております。
社会保険労務士の業務内容については、本当に幅広いです。
「人を大切にする社会の実現」に結びつく業務であるのであれば、社会保険労務士の業務内容となります。
社会保険労務士の世界に早く来ていただきたいので、ぜひとも社労士試験に合格してほしいです。
以上となりますが、少しでも参考となりましたら嬉しいです。