少しの時間しかなくても、1問でも多く解いて学習を前進させること。その積み重ねをするためには、スマートフォンで学習ができるスタディングが合っていたと実感します。
令和3年度から数えて4回目の受験で合格しました。全てスタディングで受講しました。1回目は目もあてられない点数、2回目は選択で労一1点足りず、3回目は択一総得点2点足りず…と精神的ダメージを受けつつも、あきらめずに勉強し続け、合格となりました。
■資格取得を目指されたきっかけ
労働組合の執行部を担うなかで、労働基準法の条文や労働判例に精通しておいた方がよいだろうという考えが浮かびました。また、将来的に会社に雇われなくても生計を立てられる下地を作っておきたかったからです。
■受験勉強で工夫されたこと
決して基礎をおろそかにしないことと、一問一答ばかりでなく5肢択一問題を解けるようになることです。
過去の本試験での失策の共通点として、”見たこともない肢に惑わされ、正解肢を特定できなかった”というのがありました。しかも正解肢は意外と基礎的な内容が多いのです。これを攻略するために、基本講座テキストの”★★★”~”★★★★★”をどんな形式で出題されても解けるように何度も問題を解いて何度もテキストを見返し、鍛えました。そして、本試験と同様の5肢択一を解ける判断力と速度を身につけるために、セレクト過去問集で実践的な学習を行ないました。
■お忙しい中での学習時間の確保方法
通勤時間が片道1時間以上ありますので、スマートフォンでスマート問題集を解くのを習慣づけてました。休憩時間に勉強しようとしても、仕事の疲労でなかなかできないものです。通勤中は他にやることもないので、勉強にはもってこいでした。
自宅での学習は誘惑との戦いですが、4回目の受験ということもあり、「落ちたらまた1年だぞ」と自己暗示をかけ、少しでも問題を解くようにしていました。始めてしまえばいつのまにか数時間経っていたりするので、きっかけが大事です。
よく言われる”受かるには1,000時間は必要”というのは一切気にしませんでした。”何時間勉強するか”よりも、”今日の学習でどの問題を解けるようになったか”に専念しました。目標は時間を消化することではなく、合格基準点をクリアすることです。
■モチベーションの保ち方
4回目ともなると惰性で勉強しがちです。なので、脳が覚えたがっていないときはさっさと寝て、脳がスッキリしてから問題を解いていました。
複数回受験で最も厄介なのが、法改正と白書統計です。テキストを読んでもいまいち理解できないときは、ビデオ講座を何回も流し観していました。10個あるうちの1個覚えればいいか、くらいの気持ちで。
■スタディングの活用方法
今回の本試験の選択式社一で基準点割れを回避できたのはマイノート機能のおかげです。目的条文を出題されたら落としてはいけないと、令和3年度の択一式一般常識で思い知りましたので、全ての目的条文をマイノートに貼り付け、「ここを作問者は出題してくるだろう」と予想するところで暗記マーカーを使用し繰り返し学習したおかげで、選択式社一のCDEは余裕で解けました。
暗記マーカーは択一式で間違ったり理解しきれない箇所でも使用し、基礎的で絶対に落としてはいけない箇所は背景色を変えて太文字にしました。直前期になったらそこを重点的に取り組んでました。これで選択式対策にもなります。
この試験に合格するためには、とにかく”基礎を固めて問題を解く”ことだと感じます。少しの時間しかなくても、1問でも多く解いて学習を前進させること。その積み重ねをするためには、スマートフォンで学習ができるスタディングが合っていたと実感します。早苗先生、ありがとうございました。