WEBテキストも情報量が多く全てを読むのにはかなりの時間と労力を必要としますが、あせらず、丁寧に読み込むことにより、選択式の対策にも非常に効果があると感じました
「どうしても社会保険労務士になりたい」
昨年11月下旬の学習開始から約9か月間、その想いを胸に、極限まで学習を進めました。総学習時間は1,500時間弱、学習期間から考えると相当な時間を費やしたと思います。仕事をしているか学習をしているか、そんな9か月間でした。
絶対に合格する、何が何でも合格する、そんな自分の想いを手助けしてくれたのが、スタディング・社労士講座でした。おかげさまで無事合格することができ、早苗先生はじめ、制作スタッフの皆様、ともに戦った学習仲間の皆様にも、本当に感謝しております。
スタディングの講座で素晴らしいと思ったのは、早い段階から科目横断を意識した講座になっていることです。どの科目の講義でも機会あるごとに共通・類似・相違事項があれば横断整理されたスライドが提示されますので、試験直前期に横断整理にかける時間はゼロで済みました。WEBテキストも情報量が多く全てを読むのにはかなりの時間と労力を必要としますが、あせらず、丁寧に読み込むことにより、選択式の対策にも非常に効果があると感じました。
問題演習はスマート問題集をフル活用しました。スマート問題集の解説ページの作り(①回答要旨②テキスト該当箇所の記載③根拠条文)が個人的にはとても気に入ってます。テキストに戻る時間がなくとも、最低限、関連の知識は解説ページで確認が取れます。また、社労士試験は六法が必要な試験ではありませんが、それでも法律の試験に変わりはありませんので、問題を解くたびに根拠条文に触れられることは、自分にとって大きな力になりました。本試験まで15周くらいはしたと思います。ここまでやり込むと、問題文を見た瞬間に「何が論点か」「誤っているキーワード」「入れ替えるべきキーワード」「何故そのキーワードが誤りとして使われたか(どの論点で使われると正しいキーワードなのか)」まで判断できるようになります。
実力を計るために受験した他社の中間模試では、その当時学習不足だった択一式の一般科目で基準点を満たせなかったことを除き、選択式で34点、択一式で50点を獲得、その翌月の全国模試では一般科目の対策も終え、全国順位一桁の好成績をおさめることができました。スタディングでの学習で確実に実力がついていることを実感しました瞬間です。模擬試験を繰り返す中で、知らない論点・情報があることで不安な気持ちも生まれました。そんな時、早苗先生からのメールでの言葉もあり、最後は不安を自信に変えることができました。肝心の本試験については、選択式36点、択一式58点といった結果でしたが、全てスタディングによる学習の効果、スタディングのカリキュラムを有効に使い、可能な限り極限までやり抜くことで得ることができた結果です。正直、他の教材は購入こそしていたものの、殆ど使っていません。学習の95%はスタディングのカリキュラムです。
最後になりますが、自分自身、過去に社労士試験を挑戦しようとしたものの、一度挫折した人間です。挫折した理由は年金科目への苦手意識でした。たまたま選んだスタディング、講師である早苗先生自身が数多くの年金相談の実務を行ってきた方であることもあってか、先生の年金科目の講義は本当にわかりやすく、今回、年金科目に挫折することはなく、それどころか得意科目、得点源として活躍してくれました。そのことも、スタディングを選んで本当に良かった、自分にとってそう思える一因となっています。