わたしはとにかく隙間時間を見つけて講座を受講しました
ITパスポート試験は、100問を120分で回答する必要があります。
そのためには問題の見極めが必要になることから、極端に言うと、反射神経で正解を選べる問題とちょっと考える問題、腰を据えて解く問題と分類しました。
私は、もともと会計や監査が専門なので、これらの問題はあまり時間をかけずに解く問題、一方でテクノロジー関係の問題は少し時間をかける問題、マネジメント関係はじっくり考える問題とおおざっぱに分類して、それ以上時間がかかるなら次へ進む、という戦略で試験へ向かうこととしました。
講座の受講を受けた後に練習問題を解きますが、それも同じ意識で臨みました。
つまり、会計や監査などの問題は時間をかけずに解く練習をしました。そうすれば本番ではほかの問題に時間をかけることができます。とにかく割り切った考え方で問題を解けるように練習をしました。
スタディング以外の問題集は使いませんでした。あちこち食い散らかしたようになるのが怖かったからです。
スケジュール的には講座全体の3割が終了した時点で受験日を決めました。あまりずるずる伸ばしても最初に覚えたことを忘れてしますので、ある程度、覚悟を決めて受験した方がいいと思います。
勉強時間の確保ですが、社会人の場合、一番大変なのは、時間をやりくりすることだと思います。わたしはとにかく隙間時間を見つけて講座を受講しました。だいたい1.25倍速で見ていました。朝、職場についてから20分、昼ご飯を食べたあとに10分とか、刻んでやりましたが、あとから考えると、あまり刻みすぎてあまり効果的ではなかったかなと反省しています。やはり30分以上は続けてやれるようなスケジュールにした方がいい。暗記物は寝る前にやって、それを反復しながら寝落ちすると覚えが良かったです。
とにかく問題数が多いので、工夫が大事です。4択だと正解率は25パーセントですが、これが消去法で2択になれば正解率は50パーセントにあがります。わからなくても、明らかに誤答を外していけば正解に近づきます。
効率よく頑張れるか、これは社会人にとって得意なスキルだと思うので、社会人の方が有利かもしれません。