スタディングの導入事例 -沖縄情報経理専門学校様

FP講座をご導入いただきました

沖縄情報経理専門学校

新3Sシステムで資格・就職に強い専門学校

教務課 学科長 坂間俊朗 氏

■学校の特徴と、坂間さんのお仕事について教えてください。

沖縄情報経理専門学校は、専門学科での学習に加え、教育連携を結んでいる大学・短期大学での学習や、希望する業種・職種に合わせて学ぶ内容を選べる職業別・専門分野別選択コースを組み合わせた新3Sシステムが特徴の専門学校です。

この新3Sシステムにより数多くの優秀な人材を育成し、日本銀行や沖縄電力をはじめとした県内大手企業へ就職させています。

私は主に大学併修生である3、4年生を受け持ち、短期大学・大学のサポート授業や税理士、中小企業診断士といった難関国家資格の受験指導を行いながら、学科のカリキュラムや時間割の作成を行っています。


■スタディングをご利用いただく前に抱えていた課題を教えてください。

取りたい資格や就きたい仕事に合わせて学べる内容を選択できる新3Sシステムですが、時代に合わせ選択科目を増やして来た結果、学習内容が多岐にわたり講師や教室など教育に必要なリソースが不足していました。また、習熟度の異なる学生を1つの教室で受け持つことも多く、一人ひとりの進捗に合わせた学習コンテンツが欲しいと感じていました。

沖縄県内にある3校をネットワークで結んだオンライン授業や、YouTubeなどのビデオコンテンツを利用した反転学習など取り組んでいましたが、制作にかかる時間が膨大であり、また納得のいくコンテンツに仕上げるために必要なリソースも十分確保できず、消化不良の状態が続いていました。


■スタディングをご利用いただく決め手は何だったのでしょうか?

映像コンテンツ以外のサービスが充実していたことが一番の決め手でした。

オンラインで提供されるテキストはマイノートで加工することが簡単にでき、学生一人ひとり自分の好みや理解度に合わせて作りこむことができます。また、ノート作りが苦手な学生にはあらかじめ要点がまとめられている「要点まとめシート」を活用することで、すべての学生が思い通りの学習ができると思いました。特に暗記が必要な科目ではとても有用だと思います。

また、問題演習では1問1答形式で知識の確認をする際、問題の出題をランダムにすることができるなど、同じ問題を繰り返し練習した際のデメリットがうまく解消されていました。これにより、今まで時間をとられていた問題を作り変える手作業から開放され、より建設的な業務に集中することができるようになりました。

もちろん、学生の進捗が確認できる点も利用を決めた大きなポイントです。


■スタディング(オンライン講座)をどのように利用されますか?

オンライン講座を活用してインプットを授業から分離することで、授業時間中にいろいろなことができるようになると感じています。

オンライン講座で学習したあと、問題集に取り組み、一定の達成度に到達してから授業を行うことができるので、習熟度のばらつきがない状態で演習を行うことができます。今までの反転学習ではビデオを見たことは確認できても、習熟度の確認をすることまではできなかったので、スタディングを活用することでより深く効率的に授業を行えると感じています。

また、学生一人ひとりの学習時間や習熟度を確認できるので、成績を評価する際の手間が格段に減ると期待しています。間接作業にかかる時間を減らし、より充実した教育コンテンツを提供していけると期待しています。


この度は、貴重なお話をありがとうございました。

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