以前は別の大手eラーニングサービスを利用していたものの、数年が経過するとコンテンツが重複してしまっていたのが実情でした。そこで、他社サービスを検討することにしました。
■ AirCourseを選定いただいた理由をお教えください。
2020年から御社の「STUDYing」も併用で利用しており、導入するのであれば社員にとっても同じ企業のサービスが良いだろうという背景がありました。
また、これまで利用していたサービスはアニメーションによる研修動画がメインだったため、講師による登壇型の研修動画を視聴できるAirCoureを選びました。登壇型のなかでも、とくにコース数が充実している点も魅力でした。
もう1点、社員がスムーズに利用できるように「ログインIDとパスワード」を任意のシンプルなものにしたかったのですが、そこに対応できたのはAirCourseだけだった点も決め手のひとつです。
■ 先に導入されたSTUDYingの導入背景や活用状況を教えてください。
STUDYingは「ITパスポート」の取得をサポートするために導入しました。DXに関する事業展開を見越して、社内のITリテラシーを強化を目指していたことが背景です。その他サービスとの比較において、価格が手頃な点や社員分の利用権を企業が代表して一括申込みが出来た点などがSTUDYingを選ぶ決め手になりました。
また、ITパスポート取得に至れば毎月の資格手当がつくようにしています。当初、講座の受講費用については、初回は会社負担で2回目以降は各自負担という方法で運用していました。ただ、導入して約3年が経過し、既存社員への支援はある程度できたため、今は内定者を対象とした制度として活用しています。
■ AirCourseの具体的な活用状況、運用方法などを教えてください。
オリジナルコースについては資産形成や福利厚生向けのコースを作成・展開していますが、現状としては標準コースをメインで活用しています。
パートを含めて各従業員の自発的な学習に重きを置いて、標準コースの全コンテンツを視聴できる環境にしています。そのなかでハラスメントとメンタルヘルスの2つを必須受講としており、受講率は約97%でほぼ全員が受講できている状態です。必須コンテンツは、毎年3〜4月ごろに社内ポータルサイトにて案内しています。
当社の方針を踏まえて、社員の自主性に重きを置きつつ現場での活動を優先したいため、必須コンテンツは最小限にして各社員が自己啓発として自由に受講できる状態にしています。
ちなみに、コロナ関連で止む無く出社不可となった新入社員に対しては、eラーニングの課題を与えて、受講したら出社扱いにするという運用も行っていました。
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