株式会社 アイネット 様 実務で役立つ資格を新卒社員が配属前に取得! 人事部
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株式会社アイネットは、情報処理サービス・システム開発サービス・システム機器販売の3つの事業を通じて、お客様の生活や企業活動をサポートしています。
国内最高レベルの安全性を備えた自社データセンターと長年培ったシステムの運用管理を基盤に、システムから企画・開発、運用・監視、そして先進のクラウドコンピューティングまで、お客様のニーズに最適なソリューションをワンストップで提供しています。
人事部である私たちは、採用活動や各種関連業務を担いつつ、入社後の教育や社内教育環境の整備に携わっています。
人事制度の刷新が行われた際、「基本情報技術者」の資格取得がプロモーション要件に追加されました。これはIT企業で働く社員として、基本情報技術者の資格取得に値する知識はもっておいてほしいとの判断です。
そこで、従来から入社前の所得を求めていた「ITパスポート」とあわせて、基本情報技術者資格の学習を内定者時期から開始することを検討し始めました。
ただ当社は文理問わず採用しており、新入社員は情報技術を学んできた学生ばかりではありません。そのため基本情報技術者の資格取得に向けた学習は、独学ではハードルが高いという点が課題でした。
■ STUDYing導入の目的を教えてください。基本情報技術者資格の学習を内定時期からスタートすれば、技術系出身以外の新入社員も一定の知識を有した状態で、新入社員研修に臨むことができると考えました。 ただ一方で当社は、内定者には学業やアルバイトなど学生時代だからこそ経験できることもしっかり経験した上で入社してほしいという思いを持っています。 そこで、内定者にとって負担となる入社前の集合研修は実施せず、eラーニング導入の検討を進めました。比較検討の結果、当社の各要件を満たしたSTUDYingを選定しました。 ■ STUDYing選定のポイントはどこでしたか?スマホやタブレットといった端末での視聴受講に対応しており、いつでもどこでも学習が行える点や、学習フローも分かりやすい点が選定ポイントでした。さらに講義の視聴はもちろん、字幕表示で参考書を見ているような感覚でも学習できるため、どちらか好きなスタイルを選べる点も良いと思います。 また、以前利用していたeラーニングシステムは進捗管理が十分に行えなかったのですが、STUDYingは進捗管理を含めた各種管理機能が充実している点も魅力でした。 |
内定から配属までの期間での資格取得を目指して、STUDYingに取り組んでもらっています。既に基本情報技術者の資格を有している方へは、応用情報技術者のコースを公開しています。 管理者である人事部としては随時受講者の学習進捗を確認しながら、進捗が思わしくない受講者に対して定期的なフォローを実施しています。具体的には、全体通知で進捗の良い受講者の状況を共有したり、個別連絡で受講を促したり、入社説明会の際にリマインドをかけたりしています。 こうした取り組みの結果、新入社員のおよそ半数が予定期間中(1年目8月頃まで)に資格を取得することができました。取得できなかった社員については、2年目研修が行われる時期までの取得を推奨しています。 また、新入社員研修のなかで、基本情報技術者資格を既に取得している新入社員が未取得の社員に教えてあげたり、学習担当という役割を設けてコミュニティ内で問題を共有したりといった自発的な活動も見られました。 |
以前は新入社員研修の終了後時点で取得できている社員はほとんどいなかったのに対して、STUDYing導入後は約半数が取得できた点には驚いています。実際に活用した社員からは「学習しやすい」という感想も挙がっています。
管理者側としては、受講状況を把握できる点が良いと感じています。受講状況が可視化できるので、入社前から内定者の意欲を確認することも可能です。
STUDYing導入により、新入社員が技術研修にスムーズに入ることができただけでなく、多くの新入社員が配属前に基本情報技術者試験に合格できました。とくに、情報系出身者でない受講者もSTUDYingを計画的に利用することで合格できていたことから、サービスの質の高さを実感しています。
さらに、基本情報技術者の資格を有した新入社員の存在は、配属先の社員にとっても良い刺激になっているようです。
現状としては基本情報技術者の資格取得に向けた支援は内定者が中心ですが、合格した新入社員の影響で既存社員の機運も高まっている点も踏まえて、今後は既存社員へも支援の幅を広げることも展望としています。
この度は、貴重なお話をありがとうございました。