・受験勉強で工夫されたこと
とにかく基本の講義動画を一通り終えることを心がけた。
理解はとにかく、全体像を理解するようにした。
講義動画とスマート問題集でちょっと理解不足でもとにかく突き進んだ。
いまから思うと、実践力アップテストからが本番、それまではなんとなくわかっている程度でいいと思った。
・モチベーションの保ち方
税効果会計、連結会計などは頭がタコになりそうだったし、先生が自分と同じ日本語を話しているとは思えないくらい難しく、何度も心が折れそうになった。
しかし、そんな時、神原先生が講義の中で「最初からわかる人はいません。何度も練習していくうちにわかるようになっていくのです」みたいな事をおっしゃってくれたのがとても心の支えになった。
・簿記検定受験を考えたきっかけ
自分の仕事には1mmも関係ないので完全に教養のため。しかし、会計の世界とはこういうことやるんだということが少しだけわかったのでとてもためになった。
簿記3級からスタディングで始め、合格。せっかくなら2級もという思いがあり続けて2級講座も申し込んだ。右と左でピタピタ数字が合っていくのも小気味よかったし、工業簿記も教養として学んでみたかった。
・お忙しい中での学習時間の確保方法
自分は残業や休日出勤しないので比較的時間を確保できた。スキマ学習も大事だとは思うが、やはりまとまった時間をとってササッと勉強しないと合格は難しいと思う。2級はトータル350時間くらいかかって合格したが、初期は、1日20分とか30分とかしか勉強しなかったからほとんど身につかなかった。3時間とか4時間とかまとまって勉強するようになってグッと理解力が増した。最初から頭の中を簿記一色にできていたらおそらく350時間もかからなかったと思う。こればかりは人それぞれのライフスタイルによるが、なるべく早く合格したいならまとまった時間を確保して一気に勉強してしまうほうがいいとわたしは思った。
・スタディングの活用方法
テキストを持ち歩かなくて済むのがありがたかった。自宅では印刷したものをファイルして使い、持ち歩きはPDFをクラウドに保存したものをiPadで使った。PDF化したファイルを会社のパソコンに保存して暇な時や休み時間に読んだりした。
スマホ学習ができるというのが売りであるかもしれないが、正直スマホでは厳しいのではないか。動画視聴はできるとしても、演習は厳しいとわたしは感じた。
しかし、タブレットならば基本的な仕訳問題なら大いに活用できる。スマート問題集、仕訳トレーニングまでならタブレットで学習可能だとわたしは思う。
できたら、iPad系がいいと思う。それもApple Pencilを使えるものだ。Android系のタブレットで同じようなことができるかわからないが、クイックメモを開いて下書きをメモりつつ、スタディングアプリの電卓で計算していく方法で、通勤時間の行き帰りで仕訳練習をした。
いずれにしても基本的にはノートパソコンやデスクトップパソコンを使わないと話にならないとわたしは感じた。
AI復習機能も活用した。当日やるべき復習問題をAIが選んでくれるというものだ。スマート問題集で間違えたところや自分でチェックした問題を出題してくれる機能だ。
しかし、これは最後のほうはけっこうな負担になるので注意が必要だと思った。
検定模試で間違えた問題もバンバン1日の復習問題として出てくるのだ。
精算表なんかは、60箇所くらい穴埋め箇所があるが、1つでも間違えると、次の日にその問題が出てくる。60箇所なんかよっぽどじゃないと全箇所正解なんてありえないのに、それでも次の日に出てきてしまうので何時間復習するんじゃ、というくらい復習することになるので、最後のほうは考え物である。AI復習機能を使うのは、スマート問題集や仕訳トレーニングくらいまでにしておいたほうがいいかも、とわたしは感じた。
・その他
この講座の醍醐味は、実践力UPテストと検定模試の解説動画だとわたしは思った。神原先生の基本講座である程度の理解の全体像を把握したら、さっさと仕訳トレーニングや実践UPテストに移ったほうがいいとわたしは思った。実践力UPテストと検定模試は最初はまったく解けなかった。しかし、担当の今井先生の解き方講座が秀逸なのだ。教科書的な解き方ではなくて、まさに「実践」的な解き方の解説がとてもいいのだ。ああ、こういうだったのか!と目から鱗が落ちる感覚、神原先生の基本講座とリンクしてくる感覚をここで多くの受講生が感じるのではないだろうか。とくに連結の解き方は一般の書籍やインターネット動画などでもほとんど見かけなかった。それでいてサクッと解けてしまう(部分点しかとれないだろうけども。。。)し、本質的に理解できるからとてもありがたかった。
CBTで受験して2回目の受験で合格した。350時間も勉強しておいて74点と正直パッとしない点数だったが、合格は合格だ。CBT試験は出題がランダムなので、不幸にも難易度が高い問題が出る可能性も充分ある。初回受験は、正直スタディングではやってない論点が満載で粉砕された。しかし、2回目は基本的な問題ばかりの出題だったので合格できた。統一試験もCBT試験も同格ということなら、できたら統一試験よりもCBT試験のほうがいいのではとわたしは感じた。統一試験の過去問を見ると、CBT試験よりも数段難しく思えたからだ。
とにかく、スタディングで受講してよかった。感謝感謝。
Z・金さん
簿記
2024年合格
簿記 合格者の声一覧に戻る |