税理士 合格者の声

国税徴収法合格

超画期的な「理論暗記ツール」が非常に鍵になった

私は中規模税理士法人で事務員をやっている女性です。税理士試験はずっと前に財務諸表論に合格してからその後が続かず、半分諦めていましたが、今回、スタディングを中心に学習をして、初学者で国税徴収法にストレート合格を果たすことができました。受講するきっかけから合格までどのようなことがあったか、簡単にお話ししたいと思います。

【受講したきっかけ】
 前年(令和2年)は社労士試験をやっていて、その合格発表が11月だったのですが、ダメだったらもう一年社労士試験をやろうと思っていました。結局は運よく合格することができたのですが、社労士登録に必要となる事務指定講習を受講することになり、時間が足りない。でも、税理士試験の再チャレンジをしたい。この時期から、しかも時間が限られている中で合格を目指せる科目は?と考えたときに、いわゆる「ミニ税法」という答えにたどり着き、社労士試験では労働保険徴収法が得意だったので、国税徴収法いけるかなと(笑)。それでなんとなくネットを見ていて見つけたのがスタディングで、格安の受講料に驚き、この価格なら、最悪受験までたどり着けなくても、まあ、いいか。。冗談のようですが、最初はそんな軽い気持ちでした。
【学習の進め方】
 実際に受講を開始してみると、講義は基本的に15分程度で終わるようになっており、まとまった時間がとれなくても学習を進めていくことができました。以前、大手予備校で他の科目を受講していたことがありましたが、まとまった時間がとれず、うまくいきませんでした。結果的に、インプット学習はスタディングの教材のみで進めていきました。
 また、国税徴収法は理論を暗記しているかどうかで合否が決まるといっても過言ではない科目なので、超画期的な「理論暗記ツール」が非常に鍵になったと思います。スマホですぐに見ることができるので、スキマ時間、それも1、2分という、普通に考えたら勉強時間にならないような時間でも、「このワンフレーズだけ覚えよう!」とか、そうした細かい積み重ねで、最終的にはほぼすべての理論を暗記することができました。
 ただ、理論を暗記していれば、いわゆる「ベタ書き」の問題には対応できますが、事例問題については、様々なパターンに慣れておく必要があると感じ、市販問題集も併用して学習を進めました。そこで、講義で習ってないな、と思う論点があったら、どんどんメモ機能やマイノートに書き留めていき、紙だったら何冊分にもなるテキストや問題集の内容を、スマホ一つで常時持ち歩いて確認できる体制を作っていきました。
 省エネで暗記するため、語呂合わせも利用していました。例えば、繰上請求事由は6項目あると思いますが、その6項目がすぐに思い出せるように、それぞれの項目の頭文字やキーワードをつなげて語呂合わせを作る、などです。語呂合わせはかなり考えて、「語呂合わせ」というタイトルのマイノートもありました。本試験で出題された「売却決定が取り消される場合」も語呂合わせで暗記していたので、ここがほぼ完璧に書けたことは非常に大きかったと思います。
【勉強仲間の存在】
 合格するために一番重要だったのが、勉強仲間の方々の存在です。オンライン上の交流になるので実際にお会いしたことはないのですが、同じ教室で一緒に学んでいるような一体感でした。皆さんとてもいい方ばかりで、直前期に腱鞘炎を発症してしまったときに、ご自身の経験からアドバイスをしてくださる方もいました。国税徴収法は試験日程が最終日の3日目になるので、皆が受験を終えられて、自分だけが最後に取り残されたような感覚になり辛く感じましたが、試験当日に多くの方々が応援メッセージをくださり、涙が出るほど嬉しかったです。実際のところ本当に順風満帆ではなく、直前の模試で、後ろから数えて何番目だろう、という成績をとっていて、もうダメだと思い、最後はとても苦しい時間でした。勉強仲間の方々の支えがなければ、その時点で諦めていたと思います。
 スタディングで勉強仲間の皆様と一緒に、一度は諦めかけた税理士試験に本気で挑んだ経験は、私にとって非常にかけがえのないものであり、大切な財産です。官報合格まではまだ長い道のりにはなりますが、スタディングの理念に沿うような、頑張って挑戦する人を応援できる税理士に、私はなっていきたいです。

合格者画像

うにこさん

税理士

2021年合格

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