隙間時間を活用することにより思った以上に勉強できることが分かりました。
大学院卒業後公認会計士を目指して勉強していました。しかし働かずに長らく勉強していることが親に対して申し訳なく思い公認会計士を断念しました。会計事務所へ転職したのをきっかけに科目ごとに合格できる税理士なら働きながらでも取得できるのではないかと思い志すことにしました。
そのため簿記の知識はある程度あると考え独学での学習も考えましたが、それではやはり不安に思い手頃な講座はないかと探しました。そこで通勤講座と出会いました。低価格とスマホだけで学習ができるところに惹かれ受講を決めました。
学習にあたり用意したものは、スマホから直接プリントアウトできるプリンターとコピー用紙くらいでした。通勤講座とありますが、車通勤だったため自宅でほとんど受講しました。学習方法は色々なものに手を広げず通勤講座で提供されるものだけをとにかくやりました。
学習の流れはシンプルで学習フローに添って動画を見て、トレーニングをプリントアウトして問題を解くをひたすら繰り返しました。仕事の昼休みに前日の復習や理論暗記ツールを利用しました。仕事柄確定申告の時期は多忙で学習が疎かになりましたが、動画の速度を速めるなどしてカバーしました。復習としてテーマ別演習と実力テストをやり、不十分と感じたらまたその単元のトレーニングをやり直しました。
直前対策講座も利用し、アウトプットの練習をしました。一度も会場で受ける模試を経験しなかったのは不安でしたが、一番初めに中村先生がおっしゃった自分ができない問題は他の人もできないと自分に言い聞かせ本番を乗り切りました。
今回は簿記論しか合格しませんでしたが、1科目でも合格できたという自信と勉強をすることを生活の一部にしたことは今後の税理士受験において大きな糧となると思います。有難うございました。