中小企業診断士のQ&A
二次試験 事例Ⅳにおける経営分析についてお尋ね致します。 平…
二次試験 事例Ⅳにおける経営分析についてお尋ね致します。
平成28年度事例Ⅳの問題1(経営分析)では、売上高総利益率、有形固定資産回転率、固定長期適合率を解答例として挙げられております。
私の解答は、売上高当期純利益率、有形固定資産回転率、流動比率でした。
二次試験は解答が公表されておらず、飽くまで解答例と理解しております。
またテキストにある解答例に至る考え方についても合点のいくものでした。
その上で、一般論として以下の点についてご教示頂ければ幸甚です。
(1) 経営分析の問題では、採点者側は唯一の解答をもっているものか、いくつかの解答を正解としているものか。
今回、安全性において固定長期適合率が解答例として挙げられておりました。
私は流動比率としており、ネット上ではこちらを解答とするケースもありました。
考え方によって、いずれが「課題となる指標」なのかは意見が分かれるケースもあるかと思います。
採点者は唯一の解答をもっているものか、いくつかのケースを正解とするものか教えて下さい。
(2) 売上高当期純利益率は使わなくて良いのか。
Studyingの2次事例Ⅳ演習講座においては、収益性分析で「売上高当期純利益率」は分析指標として含まれておりませんでした。
現在、新しい過去問から順に実施しており、令和5年~平成29年度までの過去問において、私自身当指標を用いる事がなかったです。ただ、いずれの年度も与件文にある損益計算書では当期純利益まで記載があります。
ところが、平成28年度の収益性分析では定量的に言えば当指標(売上高当期純利益率)が明らかに課題になっております。ただ特別損失を計上した背景については与件文から類推する事は可能ですが、直接的な表現は見られません。
この場合、定量的には「売上高当期純利益率」を優先すべきと思いますし、一方、与件文を基にした定性的な判断では(与件文に直接的に記載がないので)、「売上高総利益率」を選択するというのが無難とも言え、いずれを本番で優先にするかかなり判断に迷うところです。
この点、どのように考えるべきか教えて下さい。
また少し蛇足ではありますが、「売上高当期純利益率」は基本的に経営分析に用いないものと捉えて良いてよろしいでしょうか?
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