社会保険労務士 合格者の声

「スタディングのWEBテキストさえあれば、本試験合格に必要十分であること」が実感できたことにより、本試験まで自信をもって学習を進めることができ、モチベーションの維持につながりました。

1.資格取得を目指したきっかけ
 職場でバックオフィスに異動し給与計算担当となったのを皮切りに、職務上広く労務関係の知識が求められるようになったことがきっかけです(その後、退職してしまいましたが…)。

2.受験勉強で工夫されたこと(スタディングの活用方法含む)
 1年目(22年合格目標、学習期間8カ月)は、講義動画とWEBテキストを1周した後は、スマート問題集をひたすら繰り返していました(4~5周)が、各論点の網羅的な理解と記憶定着が足りず、結果は不合格(選択26/択一34)で、しかも、選択と択一の両方で足切りを食らいました。
 そこで、2年目(23年合格目標、学習期間1年)は、各論点の網羅的な理解と記憶定着を図るべく、インプット学習重視に切り替えました。その際、私が工夫したのが、「マイノート機能の活用によるテキストデータの科目別一元化等」と「マイノートの読込み中心の学習」です。

 (1) マイノートの活用によるテキストデータの科目別一元化
 ① 私はiPadでスタディングの講座を利用していましたが、基本講座のWEBテキストがレッスンごとに分かれていましたので、マイノート機能を用いて、テキストデータを科目別に集約して、オリジナルの科目別マイノート(以下「マイノート」)を作成しました。総まとめ講座のテキストデータについても、科目別マイノートを修正する形で集約させました。テキストデータを科目別に一元化することで、インプット学習(後述)がし易くしました。
 ② マイノートの各論点に通し番号を振ることで、アウトプット学習時に論点(=重要度の★印が付されている単位)の参照し易くしました(詳細は下記(2)①を参照のこと)。

 (2) マイノートの読込み中心の学習
 ① インプット学習では、マイノートの読込みをひたすら繰り返すことで、論点の理解を図りました。また、理解が進んできた3周目の頃からは、重要論点(重要度★3つ以上or記述式の出題実績あり)のスライド図や枠囲いについて頭の中で反芻するなどして、記憶の定着を意識しながら読み進めました。最終的には、本試験までに、各科目8~9周ずつ読み込みました。
 ② アウトプット学習においても、スマート問題集やセレクト問題集などの問題を解く都度、マイノートを参照して、解いた問題肢に対応する論点を必ず読み込むように心がけました。このとき、問題集のメモ機能に、論点の通し番号をメモしておくことで、2周目以降の問題集解答時の論点の参照をし易くしました。
 ③ なお、インプット学習とアウトプット学習の進め方ですが、学習フロー機能を参考にして、読込み1~3周目は、「マイノートを読み込む→読み込んだ範囲に対応するスマート問題集等の問題を解く→解いた問題に対応する論点を読み込む」という学習スタイルを、「基礎講座の講義回の単位」で繰り返し、4~5周目は、前述のスタイルを「科目単位」で繰り返していました。6~7周目は、直前期であったこともあり、本試験を見据えて、マイノートの読込みに比重を置き、その合間に、他社の模擬試験の受験やこれまでに誤答した問題の解き直しを行う形にしました。最直前期(本試験前の3週間)は、マイノートの読込みのみを2周しました。

3.モチベーションの保ち方
 私は、「中間目標を立てて、確実に達成する」という成功体験を重ねることで、自身の学習スタイルへの不安を払拭し、本試験までモチベーションを保っていました。
 具体的には、「①マイノートの読込みが終わった直後の科目について、本試験過去問を解いてみて、8~9割を得点する」と、「②他社の公開模擬試験で、上位5%の順位をとる」の2つの目標です。①では、3周目の読込みが終わった科目から、順次、本試験過去問にチャレンジし、4月末までに全科目について目標達成できました。また、②では、6月と7月の模試で達成できました。特に、①を通じて、「スタディングのWEBテキスト(をまとめたマイノート)さえあれば、本試験合格に必要十分であること」が実感できたことにより、本試験まで自信をもって学習を進めることができ、モチベーションの維持につながりました。

結果として、本試験でも、選択35/択一56で合格することができました。

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tamtamさん

社会保険労務士

2023年合格

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