陸上自衛隊
私が受ける試験は4月後半に実施されるため、約10ヶ月前の前年の6月頃から試験対策に着手しました。とは言え、最初のうちは対策に時間のかかる数的処理と大学で履修中の試験対策と兼ねた行政法等を中心に、のんびりと勉強していました。その後は、自分の苦手分野などを考慮しつつ、他の科目に対策の範囲を徐々に広げていきました。なお、自分の能力や対策の進み具合にもよりますが、教養試験や専門試験の一部(前者は理科社会系科目、後者は政治学など)には、短期的な暗記だけで乗り切る方が効率的なものもあり、試験の1ヶ月前に一気に仕上げるといった手もあると思います。
スタディングの使用方法としては、①苦手科目の基礎力完成と②未学習分野の体系的理解があると思います。
①は、私の場合は数的処理に該当しました。参考書で文字情報のみでの理解に不安があった中で、映像と丁寧な口頭説明で理解を深めることができました。
②は、特に法律科目の場合が有効だと思います。法律学は体系的な部分があり、初学者は、たとえ公務員試験対策用の参考書であったとしても、なかなか読みにくく理解しにくい部分があります。しかし、スタディングはその体系性もある程度残しつつ、しかし公務員試験に必要な点に絞って理解しやすく解説してくれます。法律科目が苦手な人は、参考書で学習するよりも、むしろ早く学び切ることができるかもしれません。