東京都職員
<受験勉強での工夫や学習時間確保方法>
仕事をしながらでの受験勉強では、やはりスキマ時間をいかに有効活用するかが大事だと思います。朝夕の通勤時間の電車内はもちろんのこと、帰宅して家族との時間を過ごしたあと、就寝するまでの間も欠かさずに何かに取り組むことにしていました。
<モチベーションの保ち方>
スタディングの講座を信じ、今自分がやっていることが着実に合格へ近づくことになる、と言い聞かせて取り組みました。前回受験した公務員試験は、ほぼ記念受験と言わざるを得ないほど1次選考で苦しんだので、同じことは繰り返したくないという思いが強くありました。あとになって、もっとあのときこういう勉強をしていれば、などと後悔もしたくなかったので、自分が弱いカテゴリを集中的にやりました。そしてなにより、合格通知を受け取った自分をイメージし、弱音を吐かないように自分を奮い立たせていました。
<スタディングの活用方法>
スタディングは、スキマ時間を有効活用することができるツールがそろっています。休日でしっかり時間を確保できるときはパソコンの大きな画面で集中してやり、通勤時間のときはスマホで学習するなどして、1日たりとも勉強しない日を作らないように気をつけていました。勉強しない日があるとそれが当たり前になってしまい、学習習慣を元に戻すのが面倒に感じてしまう自分の性格を分かっていたので、絶対にそうはなるまいと意識していました。
<自分なりの必勝法>
筆記試験は、何かのテキストを読んだだけで実力が付くものではありませんので、いろんな問題を解いてアウトプットすることを心掛けました。
また、論文試験は志望先の取り組みや現状を調べておくことに加え、自分ならどう述べるか、という自分の論文構成を持っておくといいと思います。そのためにも書く練習は多くやっておくといいでしょう。テーマに左右されずに書けるようになるはずです。
専門試験は出題範囲が大きすぎるので、普段から志望先に関する知識をいろんな媒体から得るようにするといいと思います。
面接試験も論文試験と同様に、自分だけで出来栄えを判断するのではなく、第三者に見てもらうことで自分では気づかない部分を指摘してもらい、改善につなげていく方法がいいと思います。ただ、質問に対して答える内容をただ暗記する方法はお勧めしません。その質問に対して、いわゆるマニュアルには載っていない自分だけのオリジナリティある回答が印象を変えますので、丸暗記には頼らないことをお勧めします。私は当初、面接では一言一句詰まらずに答えないといけない、という思い込みがありましたが、スラスラ答えることよりも、それぞれの面接官と質問と回答のキャッチボールができることが面接の場では重要だと感じました。