2級建築士『設計製図の試験』合格
金銭的な理由でスタディングさんを選択しましたが、結果として大正解でした。
受験の動機は取引先の方が取得されていて「私も」と思ったからです。金銭的な理由でスタディングさんを選択しましたが、結果として大正解でした。
製図試験の勉強は学科試験の1週間後(7月10日)から始めました。越野講師のご指導通りに進めていたのですが、とりあえず見様見真似で7月末頃に一式図を描いてみましたところ10時間もかかってしまい、抜本的な対策が必要だと感じました。スキマ時間に内容を頭に叩き込んで、時間短縮を図りつつ且つ架構や図面相互の理解を徹底するべく「矩計図」を毎日描くように意識しました。どんなに忙しくて製図板に向かう時間が取れなくても、矩計図たけは毎日描きました。矩計図を理解すると伏図との整合は完璧になり、エスキスにも余裕が生じてきました。お盆休みの頃には矩計図は30分程度、一式図はエスキス込4時間半以内で書けるようになっていました。最終的には一式図20枚、矩計図に絞れば50枚は描いたと思います。矩計図を制する者は木造を制することができると確信しています。
スタディングさんのテキストに関してですが、越野講師の基本エスキスと伏図課題、足立講師の応用課題2と応用課題3には本当にお世話になりました。特に応用課題2はほぼ本試験的中と言っても過言ではないと思います。ゲストルームを建物北側に配置する考え方や矩計図の土間仕上げは安立講師のご指導のおかげでサクッと描けました。
誤解を恐れずに言うと、資格予備校とは通えば合格させてくれるところではなく、強制的に製図板に向かわせて徹底的に時間の管理をするところだと思っています。本人のやる気次第で、少ない自己投資でも十分結果を出すことが出来ると断言します。私は学科からでしたので、2〜9月まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。