論文の対策なのに、通勤時間をフルに活用できることに目からウロコでした。
永年、業務改革や商品開発などを手掛けてきて自身では大まかな知識や実践能力はあると感じていましたが、それを端的に示す資格があると内外にアピールしやすいと思い、2022年に初めて受験しました。参考書を買って勉強したものの、週末だけ2ヶ月程度、業務も忙しく休日もつぶれる中で時間が圧倒的に足りず、結局午後の記述試験対策は全く手つかずでした。国語や論文記述には自信があったのですが、午後IIではまさかの時間切れ、論文以外は高得点だっただけに、次年度は絶対に対策すると誓って2023年2月からスタディングを始めました。
論文の対策なのに、通勤時間をフルに活用できることに目からウロコでした。また、午後Iの事例解説を聞くことで、午後IIの訓練や自分の事例引き出しを増やすことができ、自信がつきました。特に論文試験の問いを解く順番は、簡単なことですが気づかなければあの短時間であの文字数は絶対に埋まらないなと感心するテクニックでした。もちろん、何を採点されているのか理解できたことが一番参考になりました。つい、いい論文を書こうと力が入ってしまいますが、問いで求められていることを漏らさずに的確に簡潔に記述することが重要で、お約束の言い回しを使った方が採点者も理解しやすいことは冷静に考えれば明らかです。
午前I免除で午前IIをほとんど勉強していなかったので、試験で一瞬あせりました。これから受験される方は直前に過去問だけでも見ておくことをおすすめします。