7月初めには記述以外の講義を聞き終え、記述と過去問に取り組みました。
1月の終わりに勉強を始めました。法律は全くの素人だったので、最初は法律の言い回しや内容を理解するのに時間がかかりました。少し分かってきても、過去問を試してみると、何を問いたいのかさえ理解できず、最初は大変なものに手を出してしまった、と思いました。
それを繰り返しながら、7月初めには記述以外の講義を聞き終え、記述と過去問に取り組みました。過去問は数回やると答えを暗記してしまい、過去問では正解できるけど、新しい形で問われると正解できない、という事態に直面し、更に記述もなかなか答えを導き出せず、模試でも散々だったので、9月からひたすら基本を固めるため条文を読み込みました。
それが功を奏して、合格ラインに近づいてきたものの、試験日まで五分五分、あとは運任せというところに達するのがやっとでした。
ところが試験では自信のあった憲法でほぼわからなくて若干パニックになり、解けたと思っていた民法や会社法でも思いの外正解できず、確実に落ちたものと思っていました。逆にできたのは一般知識で、頑張って勉強した法令が伸びず、足切りを恐れていた一般知識に救われるとは予想外の結果でした。
落ちたものと思っていたので、発表当日は見る気がせず、翌日、家族も気にしてるし…と見てみると自分の受験番号があり、何度も確認してしまいました。
40歳になる年だったので、人生まだこれからだ、何か新しいことに挑戦しよう!と決めて臨んだ行政書士。自分自身こんなに勉強したのは初めて、というくらい頑張ったし、主人や子供にも迷惑をかけたので、なんとか滑り込めて結果を残せて、涙が出ました。
ありがとうございました。