外務員 合格者の声

わからなかったことがスポンジ(かなり固いです)が水を吸うように吸収していくことができました。

56歳でも受かりました!
不動産サービス業の会社を夫が経営していましたが、リーマンショックの煽りで一気にクラッシュ。借金と夫の罹病で経済的困窮になりました。病気療養後人のお世話で現在は夫はしっかりした会社に再就職して、サラリーマンをしておりますが経済的困窮はまだ続いております。私もコンサル業などでフリーランスで以前はそれなりの収入を得ていましたが、収入にムラのある仕事のためキャリアを手放し確実な収入を得られる派遣社員として働くことにしました。実績を積み上げて時給アップを目指し転職を繰り返してきましたが、最も時給が高額なのは金融関係と思い、以前から興味があった証券外務員を取得することを2017年夏に遠回りや効率が悪いことが嫌いなので、何も考えず「1種1発合格」を決意しました。なぜか保険業界にご縁があったので損保関連の資格は保持しておりますが、証券業界は全くの門外漢。投資信託しか知らなかった56歳のおばちゃんがトライするのです。これは万全の準備が必要と感じました。アロハシャツ着てエベレストには登れません。かのリンカーン大統領もすぐに木を切るより斧を研ぐことからまず始める・・と言ったとか・・しかもフルタイム勤務に加え、週3日はダブルワークで朝9時~23時まで働いていますし、家事は当然しなくてはならず、健康に良い食事を家族に食べさせたいと思っており、コンビニ弁当や売っているお惣菜が大嫌いなためお弁当や食事は家族3人分毎日作ります。よって平日の睡眠時間は3時間程度。勉強時間は隙間時間を活用するしかありません。つまり勉強よりまずは時間をどう作り出すか・・がカギでした。そうなると移動時間、食事を作っている間、バスタイム・・などながら時間すら重要な勉強タイムと思い、まずは参考書を購入して読みこなしから始めました。しかし、人間の脳みそは正直だと思います。わからないことは脳に入らない。何度読んでもダメでした。行き詰まりを痛感し、ネットで検索したところ通勤講座のサイトを偶然見つけることができました。金額は安価です。それでも参考書の7倍くらいの金額です。ここで妙にケチになる私は参考書の7倍の価値がなければ購入をしたくないと考え、まずはお試しを数回、さらに数日本当に有用か?を検討、費用をドブに捨てるようなことはしない、絶対合格する!そして、お祝い金をもらう(笑)!ことを決断してようやく申し込みました。
実際始めてみて実感したことは「もっと早く受講すればよかった・・」です。わからなかったことがスポンジ(かなり固いです)が水を吸うように吸収していくことができました。さらに時間がもったいないので通常速度で聞いたことなどありません。常に1,5倍速で聞くので、通常速で聞いたときには講師の声に違和感を覚えたほどでした(笑)。
勉強の仕方として・・スマホでまずは全部を聞き流す(参考書を2度通読していたので脳に入ってきやすかった)を2回繰り返しました。そして問題にトライします。最初は全く出来ません。当てずっぽうで20点や30点がザラです。めげる必要は全く無いので、できなかった箇所をメモ機能があるのでそこに毎回取り込んでいきました。毎回できないところが見えてくると苦手箇所が認識できます。週末はPCを見ながら勉強。コピペができるので、自分参考書を作成してプリントアウトして、どこにでももっていくようにしました。また、市販のテキストも並行して問題を解く・・を繰り返しました。
これは国家資格6つ持っている主人のアドバイスもありました。今、主人も再度起業したいと考えて、考え抜いた結果、人を雇わず、景気に左右されないで、コンスタントに仕事が切れない難関ですがある国家資格(法律系ではありません)を知り、朝4時に起床して会社近くの勉強カフェを契約して出勤前に勉強しています。家事は全くと言っていいほどしてくれませんので、私にはできない技ですが、資格取得のありがたいアドバイスはしてくれました。「過去問を解け!」たった5秒のアドバイスですが、結果を出している人間の適格なアドバイスと思い、合計3冊の問題集を時差で買い、どんどん書き込んで解いていきました。何度やっても間違える箇所は動画を見る‥を繰り返しました。気が付くと5か月経過していました。会社命令でもなんでも無いので、受けなくたって、合格しなくたって、構わないと言う誘惑には襲われます。現在の派遣先も環境や仲間達は素晴らしいので、問題がありません。しかし、唯一問題があり、赴任してきた上司と折り合いがどうしても取れません。嫌なら職場替えができるのが派遣の強みです。それでもより給与の高いところに移りたいと痛切に思う、これが何よりモチベーションになりました。そうは言っても勉強する傍らで休みの日は遊びもいかず勉強と家事で終わり、平日は働きづめ・・何のためにこんなことをやっているのだろうと葛藤はかなりありました。でも愚痴を言っても現状を変えることなどできないことはわかっているのです。今の条件よりこの年齢で雇用してもらうには資格と言う武器を持つしかないと思い、やはり結果を出そう、と、そしてダラダラやっていてはいけない、無理でもなんでもエントリーしてしまおうと試験の申し込みをしてしまいました。たった8千円かも知れません。でも不合格なんてもったいない!なら美味しいものでも食べたほうがマシと主婦は思うのです(笑)。合格してこそ意味がある!と。エントリーをしてからはさらに勉強に打ち込みました。書く、聞く、声に出して読む、問題を解く、で、最後は苦手なところを1冊のノートにまとめあげ、参考書はボロボロになり、通勤講座からコピペしたマイ参考書はトイレにすら持ち込んで常に目に触れるようにしました。仕事中でも内職状態でこっそり約款の間に問題を挟んで上司の目を盗んでは読んでいました(仕事は無遅刻無欠勤できちんとこなしていると思っていますが今ここで懺悔します)。試験開始10分前までしがみついて勉強しましたが、試験のときは・・はっきり言って「出来た感」が全くなかったのです。会場から出て「合格ですよ」とスタッフの方に言われた時もポカンの状態でした。合格の用紙を渡されて初めて実感が湧いてきました。受かったんだ!と、その時18年前に受けたソムリエ試験を急に思い出しました。1000ページに亘るテキストの隅から隅まで勉強しましたが、なんでソムリエ試験にこんなことが必要なんだろうと考えながら勉強して試験を受けても合格通知が届くまで受かった感が全くありませんでした。結果として100点満点で85点取っていたのですが、「勝ちに不思議の勝ちあり」と言う言葉があります。一生懸命勉強すると、却ってこれで良いと思えなくなるのかも知れません。がむしゃらにやれば良いということでも無いと思いますし、本当は効率的にかっこよく勉強する方が良いのでしょうが、自分にあった勉強法が見つけられた人が結局は結果を出すのだと思います。通勤講座の活用法をあまり書かずに申し訳ありませんが、コスパ良く、独学でやろうと考えている方々には最強のツールであることは間違いありません。本当にお世話になりました。多分通勤講座に出会わなければ今も勉強中だったか投げ出していたと思います。ありがとうございました。

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MTさん

外務員

2018年合格

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