2級FP試験 過去問分析（実技試験／資産設計提案業務）

科目１　ライフプランニングと資金計画

【出題傾向】

ライフプランニングの考え方・手法、社会保険（公的年金以外）、公的年金、ファイナンシャル・プランニングと関連法規、ライフプラン策定上の資金計画がよく出題されています。

その他に、企業年金・個人年金等、ローンとカード、ライフプランニングと資金計画の最新動向についても、出題が見られます。

科目２　リスク管理

【出題傾向】

生命保険、損害保険、第三分野の保険がよく出題されています。保険制度全般についても、出題が時折見られます。

保険証券が資料として与えられる問題では、保険金額・給付金額を求める計算問題が数多く出題されています。

科目３　金融資産運用

【出題傾向】

株式投資、外貨建商品、投資信託、債券投資、金融商品と税金がよく出題されています。

その他に、セーフティーネット、マーケット環境の理解、関連法規についても、出題が見られます。

株式の投資指標や債券の利回り計算など、計算問題が毎回のように出題されることも特徴の一つです。

科目４　タックスプランニング

【出題傾向】

各種所得の内容、所得控除、所得税の仕組みがよく出題されています。

その他に、損益通算、税額控除、所得税の申告と納付の出題も見られます。

所得税については、総所得金額の計算、所得控除に関する知識が毎回のように問われます。

なお、学科試験とは異なり、法人税に関する問題は出題されていません。

科目５　不動産

【出題傾向】

不動産に関する法令上の規制、不動産の取引、不動産の譲渡に係る税金、不動産の見方がよく出題されています。

その他に、不動産の取得・保有に係る税金、不動産の有効活用に関する問題も見られます。

建ぺい率・容積率（建築面積・延べ面積の最高限度）の計算、不動産登記などについて、定型的な資料問題が出題されることも特徴の一つです。

科目６　相続・事業承継

【出題傾向】

贈与と税金、相続と税金、相続財産の評価（不動産）、相続と法律がよく出題されています。

その他に、相続財産の評価（不動産以外）の出題も見られます。

法定相続分や宅地の評価などの計算問題が出題されることも特徴の一つです。