中小企業診断士のQ&A
平成27年度二次試験 事例IV第3問設問１に関して質問があり…
平成27年度二次試験 事例IV第3問設問１に関して質問があります。
「受注減少に伴って遊休化する機械設備gの生産能力を利用してｚ鋼板を生産する」とあり、「プロジェクトZを採用したことによって増加する各期のCF」を計算せよ、とあるのですが、回答で設備gの減価償却費をCF計算に含めています。
これは正しい計算なのでしょうか？
減価償却費は費用となり節税効果があると思うのですが、上記の前提では設備gの減価償却費はプロジェクトZの採否にかかわらず発生するため、「プロジェクトZを採用したことによって増加する」CFには含まれないのではないか、と考えています。
設備gの減価償却はZ鋼材の生産の有無にかかわらず発生するので差分としては計算しないのではないか、
「遊休化」ではなく「除却」であれば除却時に一気に減価償却分が損失計上されるので、もし除却年度に赤字が発生し節税効果を受けられない場合は差分になるが、そうでない場合は、計算に含めないほうが「プロジェクトZ採否の意思決定」の材料としては正しいのではないか？と考えています。
考え方が正しいかどうか、記述回答時にどう表現すべきか、などご回答いただければ幸いです。
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