通勤時間や移動時間だけでなく、トレーニングジムやジョギングの間も利用して繰り返し聞きました。
私が中小企業診断士を目指したのは、工学部電気情報系出身の私に欠けていた経営学等の知識を体系的に学びたかった為です。また、会社の面談にて業務改善の役割を期待する旨上司より言われた事もありました。
私は以前、放送大学にてマーケティング論などの講座を受講していた事もあり、同様に場所を選ばず聞ける講座を探していました。ネット検索で通勤講座を見つけ興味を持ちサンプル版を試用しました。いくつかの講座を比較しましたが、通勤講座は、雑談等がなく、他講座と比較して短い時間に内容が整理、凝縮されている事や、どこでも聞ける事、毎年改訂されている事が決め手となり受講を決断しました。
通勤講座を聞き始めたのは2011年12月頃です。通勤時間や移動時間だけでなく、トレーニングジムやジョギングの間も利用して繰り返し聞きました。さらに、2倍速版や学習マップも使い何度も復習し基礎を身に付けました。2012年4月末に通勤講座2次試験対策講座を2年分学習した上で予備校の2次試験模試を受験しました。その後は2次試験を頭の隅に置きつつ1次試験の勉強に専念しました。1次直前期は主に重要度Aの過去問と予備校2社の模試を利用しました。
2次対策は通勤講座を繰り返し聞き、ロジックマップを利用した解答プロセスを学びつつ、与件文(問題本文)を暗記するぐらいまで至りました。与件文を頭に入れる事により、市販の過去問解説集や過去問分析本を読む際にも、掲載されている解答プロセスについてより深く掘り下げる事ができ、多面的な考え方を身につける事ができました。並行して模試を3社受験し、復習する事で、試験当日の時間リズムと自分なりの解答プロセスを確立させました。但し本番試験では通常、傾向を外した問題が一部出ます。そのため2次当日は最後の事例4で時間切れになりましたが、それでも試験終了の鐘が鳴る瞬間まで解答欄を埋めました。最後まであきらめなかった事が、合格につながったのかもしれません。