基礎的な知識は勤務先の研修で習得したものも多かったですが、試験向けのまとまった知識としては心もとなかったことからスタディングの受講を決めました。
基礎的な知識は勤務先の研修で習得したものも多かったですが、試験向けのまとまった知識としては心もとなかったことからスタディングの受講を決めました。
まず1次試験にはスタディングの講座と練習問題を解き続けました。通勤時間の電車ではずっと、加えて土日で時間を作って1日平均2時間程度は解きました。AI復習モードは100件を越えて積み上がり続ける要復習問題に心が折れかけましたが全て解きました。他の教材は何もしていなかったので、1次試験はスタディングだけで対応できたことになります。勤務先では扱わない中小企業政策や知財以外の法務は苦戦しましたが、それでも各科目とも合格できる水準には概ね解けるようになりました。
2次試験は筆記のため通勤中に解くわけにも行かず、方法論を数回聞いた後に過去問を机に向かって解きました。問題と解答のフォームは公開分をダウンロードして印刷し、勤務日の夕食後に1事例、休日は1年分の4事例を目標に印刷した用紙に解きました。8月の1次試験の自己採点後から10月までの12週ほどで過去問15年分に取り組みました。思ったより時間が取れず繰返しは出来なかったので完全な習得からは程遠いものとなりましたが、最後まで答案が埋められる程度にはなりました。始めに聞いた方法論、問いを理解して与件文から情報を抽出、加工して型に入れて収める流れの習得ができるようになったかと言うくらいです。独学での2次試験は自分の答えの採点が難しく、本当に合っているか判らず不安はありました。ここは第3者に見て貰えると嬉しいのですが。
2次試験は出来たと思っていた事例Ⅰで予想より大きく減点、合計でもボーダーすれすれの点数でした。最後の事例Ⅳで計算間違いに気づき、時間が足りない中に不完全と知りつつ無理やり答えを全て記入しましたが、あの時に間違いに気づかなければ、最後まで足掻かなければ不合格だったと思うと血の気の引く思いです。やはり過去問は繰返し解いて早く解けるようになり、全体を見直せる程度になっておく方が良かったと反省しています。
私はスタディング受講1年目は1次試験を受けられず、2年目で1次、2次と受験しました。もう少し効率良く行けば1年での受験も問題なく出来ます。皆様もぜひ頑張って下さい。