あらゆるスキマ時間を勉強時間にすることをルーティン化しました。
■受験勉強で工夫されたこと
受験を決意した後、一次試験7科目の内容をざっと俯瞰してみました。すると、ゾッとするほどの暗記が必要だとわかりました。このとんでもない勉強量を、仕事しながら1年でこなすのは絶対無理だと判断し、一次試験は1.5年計画で挑むことにしました。初年度の一次試験までは数ヶ月しかなかったこともあり、経済学と経営法務に全集中。狙い通りなんとか科目合格でき、残り5科目をじっくり1年かけて勉強した結果、2年目はなかなかの高得点で一次試験に合格できました。実は一次試験の勉強中、二次試験でどんなことが重要なのかも意識しつつ進めていました。一次試験の時は一次試験に集中すべきだとは思います。でも、二次試験で重要になる論点なら、重点的に勉強した方が効率的だと考えました。これが良かったのか、二次試験の勉強には比較的スムーズに移行することができ、一発合格を勝ち取ることができました。
■モチベーションの保ち方
自分の場合は、絶対合格して転職もしくは独立するという強い意志がありました。その意志を原動力に、あらゆるスキマ時間を勉強時間にすることをルーティン化しました。飲み会には合格まで一切行かないと決めており、実際に1年半断り続けて1回も行きませんでした。
■中小企業診断士を目指されたきっかけ
自分の将来を考えた際、現在の会社で終わりたくないと考えたからです。当初は転職を考えていたのですが、実際に合格してからは独立を目指すようになりました。
■お忙しい中での学習時間の確保方法
時間があったらとにかくスマホを開き、スタディングか単語帳を見ることです。電車の待ち時間、休憩時間、明らかにムダな会議中など、とにかくスキマ時間を貪欲に活用しました。スキマ時間は平日だけでなく、休みの日のお出かけにもあります。奥さんがイオンで服を見てる待ち時間や、子供を公園で遊ばしている時間など、1分でも多く勉強時間の確保を心がけます。もちろん、休みの日は可能な限り勉強時間を確保しました。普通の社会人の方が受かるには、この方法しかないと思います。
■スタディングの活用方法
スタディングだけでなく様々な参考書を買い揃えましたが、まずはスタディングの講義を一通り見て要点把握、その後他の教材で補足していく、という活用をしていました。特に強力な苦手意識のあった財務会計について、最初の取っ掛かりの教材として、とてもお世話になりました。