半年あまりで7科目を独学で効率よく学習でき1次試験本番で効率よく得点できたのは、スタディングの効率学習システムの賜物
役職定年を機に2022年1月下旬に一念発起、新年のスタートにあたり中小企業診断士の資格取得を目指す決意をしました。
コストとそれにかける時間のバランスを考慮して、予備校ではなく独学を選択しスタディングの標準コースを受講することにしました。
(1月はキャンペーン期間だったのでお安く購入できました。笑)
ミドルシニアの方は重要な管理職に就いておられる方も少なくないはずで、自由になる時間がなかなか取れないかと思いますので、この体験記が参考になれば幸いです。
独学者にはベストな選択だっと今でも思ってます。
学習の進め方は、基本的には提供頂いたカリキュラムに従って学習を進めました。
学習マップを活用しながらゴールデンウィークまでに1次基礎講座とスマート問題集を全科目修了させ、ゴールデンウィークから1次試験当日までの間は、過去問演習を5年分実施しました。
特に、計算や図表を描く必要のない科目(経済学・経済政策、財務会計、運営管理の3科目以外)の過去問演習は、通勤や出張時にスマホアプリで行えたのでとても便利で役立ちました。
移動対応が難しい上記3科目は、休日にじっくりと手掛けました。
問題の解説がとても丁寧で分かりやすかったのでスタディング以外全く手を出す必要はなかったです。
1次試験の学習時間は、マイページ上では約300時間となってました。
半年あまりで7科目を独学で効率よく学習でき1次試験本番で効率よく得点できたのは、スタディングの効率学習システムの賜物でしょうね。
1次試験合格後の8月中旬から2次試験対策に入りましたが、最初に2次合格メソッド講座を学習し、そこからは市販の著名な某参考書を駆使しながら、80分以内に解答するプロセスを身に着けることに集中しました。
2次試験は、すばり時間との戦いです!
時間がたっぷりあれば4科目とも80点は取れる内容かと思いますが、80分の時間制限がかかると焦りやプレッシャーで冷静に解答することが途端に困難になります。
1次試験後から2次試験までは2.5カ月くらいしかありませんので、その間に自分に合った「速答プロセス」を身に着けることができるかどうかが、勝負の分かれ目になります。
私は、最初の1ヶ月くらいは過去問演習において、どうしても15分程度の時間が不足しておりました。解答率は7~8割どまりという状態でした。
ネットで先人達の解答プロセスを参考にさせて頂き、自分なりにアレンジすることで事例Ⅰ~Ⅲは80分以内に納めることができるようになりました。
事例Ⅳに関しては、毎日、市販の問題集を解きながら学習したのですが、時間の壁を乗り越えられず過去問の解答率も7~8割どまりでしたので、「足切り回避作戦」に戦術を変更しました。つまり、着手できた問題を確実に解答して正答率を上げる作戦ですね(70%×70%=49%)。
結果的にはこの戦略が功を奏し、2次試験では事例Ⅰで貯金した得点を事例Ⅳに補填することになり、何とか合格点をもぎ取ることができました。
以上のように、1次試験はスタディングをフル活用して知識を効率よく吸収し、2次試験はタイムマネジメントの確立によるスピーディーな解答が、合格へのキーとなりました。
以上、私のように50代でもストレート合格できますので、特にミドルシニアの方の参考になれば幸いです。