講座内容
実務基礎講座
法律基本7科目の学習を基礎として、法律実務基礎科目の対策を12時間で速習するための講座です。
民事実務、刑事実務だけではなく、出題範囲に含まれ過去繰り返し出題されている法曹倫理もしっかりカバーしながら、試験で問われる内容に特化しして、必要にして最小限のコンパクトなカリキュラムとしました。
本講座の担当講師は、現役の弁護士である小村仁俊先生。日々法律実務を担う弁護士先生ならではの具体的にイメージしやすい講義が特徴です。
論文対策講座・基本フォーム編
対象者:司法試験&予備試験受験生
論文式試験に合格するためには、基本的な書き方をマスターしたうえで、問題練習をする必要があります。基本的な「書き方」が身につかないまま、合格答案をただ真似したり、論点を暗記しても、論文試験に合格することはできません。
ところが、この「書き方」については、資格学校やロースクールでも体系的に教えられる事が少なく、個々の受験生の工夫に委ねられていました。当講座では、これまであまり体系的な指導がされていなかった論文式答案の「書き方」を三段論法を中心にマスターしていただきます。
講義の進め方
新旧の司法試験本試験の名作といえる過去問を素材に頻出の出題パターン別に講師書下ろし答案を素材に答案の書き方をレクチャーします。3回の講義につき、問題1問をご用意しております。まずは、問題を解き、その後、3回の講義で答案を作成するための知識とテクニックを学習します。問題・参考答案(講師書き下ろし)は、各講座にて随時ご用意いたします。
論文対策講座・予備試験実践編
対象者:予備試験受験生
予備試験の論文式試験に向けた対策講座です。
論文対策講座・基本フォーム編において、各科目の特性に応じた「答案の書き方」や「三段論法」の基本を学んだ方が、予備試験の論文式試験にフォーカスした実践的な論文対策を行うのに最適な講座です。
講座進行
当講座では、予備試験の論文式試験の基本7科目(憲法・民法・刑法・商法・民訴・刑訴・行政)を対象に、各科目で7回分の過去問を素材に答案の書き方を指導します。各科目の1~7回目すべてにおいて実戦を想定して予備試験の過去問を素材にしています。
基本7科目で予備試験の答案の書き方を学習した後は、その応用として、法律実務基礎科目の答案の書き方についても、予備試験の過去問を用いて、民事実務基礎3回、刑事実務基礎3回を講師書き下ろしの答案をもとに実践的にレクチャーします。
採点ワーク教材とは
採点者の目を体得し、点が取れる答案を生み出す力をつける!
新たに実装した「採点ワーク教材」では、能動的な自己採点を行い採点者の目を養うことで、合格答案・残念答案の違いを理解。実践的な解答力をつけていきます。
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STEP1 答案を実際に書く
答案を書けるようにするためには、なにより実際に書いてみることが必要です。参考答案や合格者の再現答案を読むだけではなかなか答案を書けるようになりません。
初学者の方は参考答案を読んでからでも構いませんので、必ず自分の手を動かして書いてください。単に「読むだけ」で終わらせるのとでは学習効果に雲泥の差がでます。
STEP2 採点基準シートを使って自己採点
採点ワーク教材では、自己採点を行います。その理由は、体験型、アウトプット型の学習方法で、受動的に行う学習より学習効果が高いためです。
学習定着率が高い学習方法については、アメリカ国立訓練研究所による「ラーニングピラミッド」に示されております。
この研究によると、受け身の方法よりも自ら体験したり他の人に教えたりする方法が、学習効果は高いそうです。
その学習方法を応用する形で、スタディングの論文対策講座・予備試験実践編では、各科目(基本7科目)に「採点ワーク」という学習手法を導入しました。
※行政法の第1~3回のみ「採点ワーク」が導入されておりません。
当講座では、「参考答案」・「残念答案」と、詳細かつ具体的な採点項目が記載された「採点基準シート」を用意しました。
動画講義では小倉先生が二つの答案を比較しながら同じ採点基準(採点者の目)で点差がつく理由を説明しているので、合格答案の特徴や合否を分けるポイント、改善方法がよく分かります。
合格答案と残念答案、採点基準シート、動画講義で答案の採点の仕方を学習すれば、自分で書いた答案を自己採点することができるようになります。
自己採点することで、自ら、積極的に、能動的に、ご自分の答案を評価し、改善点を具体的に把握することができます。
予備校の答練で添削サービスを受けているものの、添削を受けっぱなしで、なぜその点数になっているのか、どうしてそのような評価を受けたのか、をきちんと分析しないままになっていないでしょうか。 これまで添削サービスを何度も受けているのに合格答案を書けるようにならない…とお悩みの方は、是非本講座の「採点ワーク」を行ってみてください。
体験型、アウトプット型の学習方法のため学習効果が高く、短期間で合格答案が書けるようになることが期待できます。
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採点基準シートを基に講義で解説
「採点基準シート」見本(画像をクリックすると拡大します)
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「参考答案」見本(画像をクリックすると拡大します)
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「残念答案」見本(画像をクリックすると拡大します)
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