岩手県職員(一般行政B)
【公務員を目指したきっかけ】
大学入学当初から漠然と公務員を将来の選択肢として考えていましたが、大学3年時に県庁で実施されているインターンシップに参加したことをきっかけに本格的に県職員を目指して試験勉強を始めました。
【スタディングを選んだ理由】
スタディングを選んだ一番の理由は価格の安さです。学内講座や予備校なども検討しましたがどの講座よりも安価だったと思います。さらに過去に合格された方の実績から見ても競争率の高い自治体に合格された方がいらっしゃったため、講座の質としても合格に達するために十分なものだと考えました。このように公務員試験合格のために十分な質があり、それでいて低価格で受講できるというのはとても魅力的でした。
【受験勉強の進め方】
基本的には学習フローの通りに進めていました。特に私の場合、本格的に学習を始めたのが受験5ヶ月ほど前になる1月からだったので学習フローがすでに決まっているというのはとても取り組みやすかったと思います。それから3月までにインプットを行い、4月~5月は問題演習を通じたアウトプットを中心に、知識の足りない科目は連日テキストを見直すなどしてインプットを並行して行いました。最終的には早期選考で合格できたため試験科目はSPIと論文、面接だけだったのですが、講座で身につけた知識は十分に役立ったと思います。
【勉強中の困難】
民間就職を目指す友人が先に内定を獲得していく様子を見て自分自身の進路がなかなか決まらないというのが辛いことでした。公務員試験ということで当たり前のことではあるのですが、先行きが見えないこと、さらには卒業研究も進めなければならないというのがかなり負担に感じていました。このような負担を減らすために早くから計画的に進めるということがよく言われることかもしれません。しかし、公務員試験を受ける上で日程の問題はどうしようもないことでもあります。そこで仕方のないことだと割り切って勉強に取り組む姿勢が必要だと思います。私の場合、そのように割り切ることで毎日淡々と勉強に取り組むことができたと思います。
【これから就職活動を行う方へ】
公務員就職はやることが多くコスパが悪いなどと言う人がいますが、私はこの考えは誤りだと思います。民間就職であっても業界研究や企業研究、さらにはOB訪問など本気で目指そうとすればやるべきことは多くあるはずです。そう考えれば公務員、民間問わず就職活動自体、自分自身の希望する進路の達成というのは困難を伴うものでしょう。だからこそ、これから就職活動を行われる方はそこに付随する困難をコスパなどと言い換えて逃れようとするのではなく本当に自分が目指したい、もしくは自分に向いている職種に就くことを目指すべきだと思います。