基本情報技術者試験はどのように行われるのか、基本情報技術者試験の概要について、本記事でご紹介します。
基本情報技術者試験での申込は、個人での申込のみになります(団体での申込は令和3年度より廃止となりました)。
個人での申し込み |
インターネット申込 |
基本情報技術者試験の受験申込について |
試験日程 | 通年で実施されています。 リテイクポリシーについては、下記の通りとなります。
なお、令和4年(2022年)までは、毎年2回、上期・下期に実施されていました。 ※令和4年度:上期試験は4-5月、下期試験は10-11月に実施 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試験会場 |
CBT方式で、全都道府県1か所以上の試験会場を用意されています。 |
試験実施日・試験会場 |
・受験資格は特段設けられていません。基本情報技術者試験は、学生・社会人、理系・文系を問わずすべての社会人を対象としています。
令和5年(2023年)4月試験から |
科目A試験 【四肢択一】全60問 90分 科目B試験 【多肢択一】全20問 100分 「アルゴリズムとプログラミング」の分野は下記のカテゴリで構成されることも発表されています。 試験実施団体であるIPA(情報処理推進機構)より、下記ページでサンプル問題セットが公開されています。 |
---|
7,500円(税込)
令和5年(2023年)4月試験から |
科目A・科目B試験ともに1,000点満点中600点以上の得点 <IRT方式とは?> IRT方式を用いることで、異なるテスト間でスコアを比較することもでき、また、複数回実施・常時受験が可能となります。 |
---|
【科目A試験】
I.テクノロジ系 |
|
---|---|
マネジメント系 |
|
ストラテジ系 |
|
【科目B試験】
1.プログラミング全般に関すること |
実装するプログラムの要求仕様(入出力,処理,データ構造,アルゴリズムほか)の把握,使用するプログラム言語の仕様に基づくプログラムの実装,既存のプログラムの解読及び変更,処理の流れや変数の変化の想定,プログラムのテスト,処理の誤りの特定(デバッグ)及び修正方法の検討 など (注記)プログラム言語について,基本情報技術者試験では擬似言語を扱う。 |
---|---|
2.プログラムの処理の基本要素に関すること |
型,変数,配列,代入,算術演算,比較演算,論理演算,選択処理,繰返し処理,手続・関数の呼出し など |
3.データ構造及びアルゴリズムに関すること |
|
4.プログラミングの諸分野への適用に関すること | 数理・データサイエンス・AI などの分野を題材としたプログラム など |
5.情報セキュリティの確保に関すること | 情報セキュリティ要求事項の提示(物理的及び環境的セキュリティ,技術的及び運用のセキュリティ),マルウェアからの保護,バックアップ,ログ取得及び監視,情報の転送における情報セキュリティの維持,脆弱性管理,利用者アクセスの管理,運用状況の点検 など |