2025/12/25
少し考えてみましょう。
先ず、技術士会の資料から、
上記が必須問題の内容と評価項目です。
必須科目(Ⅰ)は、「技術部門全般」を見渡す広い視野が求められます。
上記画像の評価項目にある通り、特に「問題解決」「評価」「技術者倫理」の3つを、設問の流れに沿っていかにアピールするかが合格のカギです。
ここでのコミュニケーション能力は、文章表現の稚拙と考えて下さい。
つまり分かり易く読みやすい文章なら良いということです。
およそ以下のようになります。
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設問 |
求められる記述内容 |
アピールすべきコンピテンシー |
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(1) |
課題の抽出(多面的観点) |
専門的学識、問題解決(分析力) |
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(2) |
最重要課題と解決策 |
問題解決(提案力)、専門的学識 |
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(3) |
新たなリスクと対策 |
評価(波及効果の予見) |
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(4) |
要件(倫理・持続性) |
技術者倫理 |
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全体 |
論理構成・表現 |
コミュニケーション |
【コンピテンシー:専門的学識、問題解決】
「担い手3法」や「2024年問題」という背景を正しく理解していること(専門的学識)を示しつつ、「多面的な観点」を明確にすることが「問題解決」能力の証明になります。
【コンピテンシー:問題解決】
ここで重要なのは、解決策を並べるだけでなく、「なぜそれが最重要なのか」の選定理由に説得力を持たせることです(分析力)。また、解決策は「複合的な問題」に対し、複数の選択肢を提案します。
【コンピテンシー:評価】
ここが最大の加点ポイントであり、多くの受験者が苦戦する箇所です。 前の設問で提案した解決策(例えばDX化)を実行した結果、「逆に発生してしまう副作用(波及効果)」を予見できるかどうかが問われています。これがまさに「評価」のコンピテンシーです。
【コンピテンシー:技術者倫理】
設問で「倫理」と「社会の持続性」が指定されています。ここでは、技術士倫理綱領のキーワードを意識して盛り込みます。
| 匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。
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