読解力を上げるためのトレーニング｜講師匠習作の技術士応援ブログ

2025/01/30

読解力を上げるためのトレーニング

１．正確に読むためにどこにフォーカスするか？

・キーワード・接続詞・指示語に注目:

問題文の構造と意味を正確に把握するために、キーワード、接続詞、指示語を意識して読み込みましょう。

・設問の意図を分析:

設問が求めている内容を明確に理解し、解答の方向性を定めることが重要です。特に「接続詞、指示語」を良く見て下さい。

・段落ごとに要約:

文章の構成と論理展開を把握するために、段落ごとに要約する練習を行いましょう。

２．読解スピードを上げる

・制限時間内に問題を解く:

実際の試験を想定し、制限時間を設けて問題を解く練習を繰り返しましょう。

・速読のテクニックを習得:

速読のテクニックを学び、効率的に文章を読み解く力を養いましょう。ただし、正確性を犠牲にしないように注意が必要です。

３. 背景知識を深める

・関連分野の知識を強化:

専門用語や背景知識を理解することで、問題文の内容をスムーズに理解できます。

・幅広いジャンルの読書:

注で補足説明できる内容は注に回し、本文中では使用を控える。

４. 論理的思考力を養う

・問題文の構造を分析:

問題文の構成要素を分析し、論理展開を把握する練習を行いましょう。

・因果関係を整理:

問題文に提示された情報から、因果関係を明確にすることで、解答を導きやすくなります。

・MECEの原則を意識:

漏れなくダブりなく情報を整理することで、論理的な思考力を養うことができます。

５. 実践と振り返り

・過去問・模擬試験を活用:

過去問や模擬試験を通して、実戦的な練習を行いましょう。

・解答を分析・改善:

解答を振り返り、改善点を特定することで、より効果的に学習を進めることができます。

・人に説明する:

自分の理解を人に説明することで、理解を深め、新たな視点を得ることができます。これは効果の確認です。
何かを理解したかどうかの確認は、自分の言葉で人に説明できるかどうかです。

匠　習作（たくみ　しゅうさく）　プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。