2024/08/29
試験に役立つ本を紹介『現代文へのアクセス 基本編』・『入試現代文へのアクセス 発展編』:(河合塾シリーズ) 荒川 久志
入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) 荒川 久志 190p
入試現代文へのアクセス 発展編 (河合塾シリーズ) 荒川 久志 176p
今回は2冊の本を紹介します。
現代文の大学受験参考書です。
2冊でセットになっていますから、ぜひ2冊使って勉強して下さい。
現代文の読解力を向上させるための参考書です。特に、大学入試で出題される評論文や小説などの文章を、効率的かつ効果的に読み解くためのスキルを身につけることを目的としています。
本書は、現代文読解の基本から応用までを段階的に学習できる構成になっています。具体的には、
文章の構造を把握する: 段落ごとの役割や接続詞に着目し、文章全体の論理展開を捉える方法を解説しています。
筆者の主張を読み取る: 重要なキーワードや比喩表現を手がかりに、筆者の伝えたいメッセージを的確に読み取る練習を行います。
設問に正確に答える: 選択肢の吟味や記述問題への対応など、入試問題で点を取るための実践的なテクニックを学びます。
これらの学習を通して、読解に必要な基礎知識を習得し、様々な文章に対応できる読解力を養うことができます。
重要なポイント
「読解の基礎力」を身につける: 本書では、現代文読解に必要な基礎知識、例えば、指示語の内容把握、文脈に応じた語句の意味理解、論理記号を用いた文章構造の把握などを丁寧に解説しています。これらの基礎力を固めることで、様々な文章に対応できる読解力の土台を築くことができます。
「設問攻略のテクニック」を学ぶ: 設問のタイプに応じた効果的な解法を学ぶことができます。例えば、選択肢の比較検討方法、傍線部解釈のコツ、記述問題の答案作成方法などを具体的に解説しています。これらのテクニックを習得することで、入試本番での得点力を高めることができます。
「段階的な学習」で着実に読解力を向上: 本書は、読解の基礎から応用までを段階的に学習できる構成になっています。各章末には練習問題も用意されており、学習内容の定着度を確認しながら、無理なく読解力を高めることができます。
本書は、現代文読解を得意科目にしたいと考えている受験生にとって、非常に役立つ一冊と言えるでしょう。
基礎力養成から入試対策まで、幅広いニーズに応える内容が詰まっています。特に、現代文の読解に苦手意識を持っている人や、効率的な学習方法を探している人に最適な参考書です。
『入試現代文へのアクセス 発展編』の概要
『入試現代文へのアクセス 発展編』は、現代文の読解力をさらに高め、難関大学入試にも対応できる力を養うための参考書です。
論理的文章読解の強化: より複雑な論理展開や抽象的な概念を含む文章を正確に読み解くための手法を解説しています。具体的には、複数の対立概念の整理、抽象的な議論の具体化、筆者の論理展開の批判的検討などの高度な読解スキルを習得できます。
文学的文章読解の深化: 人物像や心情、主題などを深く読み解くための読解力を養います。特に、比喩や象徴表現、行間を読むといった、高度な解釈能力を身につけることができます。
記述問題への実践的な対策: 論述問題や要約問題など、記述式の設問に対応するための実践的な力を養います。
基本編と発展編の違い
基本編が現代文読解の基礎を固めるための内容であるのに対し、発展編は、読解力をさらに発展させ、難関大学入試にも対応できる力を養うための内容となっています。基本編で基礎を固めた上で、発展編に進むと効果的です。
技術士試験の論文問題にも役立ちます。