【技術士二次試験】長い話は好きですか?

2024/05/23

長い話は好きですか?

物知り博士の長いお話は退屈

ある小さな町に、物知り博士と呼ばれる老教授が住んでいました。彼はどんな質問にも答えることができ、図書館の本のように知識が豊富でした。しかし、彼の話はいつも長く、村の人々はその話を聞くことを面倒に思っていました。

ある日、町の広場でお祭りが開かれることになり、博士が知識を披露するイベントが企画されました。興味を持った多くの人々が集まりましたが、博士の話は始まると止まらないのです。

「古代エジプトのピラミッドはね…」と話し始めると、次はローマ帝国、次に中世の哲学と、話は次から次へと移っていきました。子供たちは飽きて地面に座り込み、大人たちはこっそりと立ち去り始めました。

この様子を見かねた一人の少年が立ち上がりました。「博士、博士、短い質問があります!」と少年が叫ぶと、博士は話を中断しました。「何だね、若者よ」と応じる博士。

「博士が一番好きな色は何ですか?」と少年。それは単純で短い質問でした。博士は少し考え、笑顔で「晴れた空の青だよ」と答えました。

すると、会場にいた人々が拍手をし始めました。その短い答えが、長時間の話よりもずっと心に響いたのです。その日から、博士は話を短くすることの大切さを学び、町の人々とより良い関係を築くことができました。

そして、物知り博士の話は以前よりもずっと人気が出て、彼の知識を求める人々で広場はいつも賑わうようになりました。博士自身も、話すことの楽しさを再発見し、誰もが退屈することなく学び合う場を提供し続けたのでした。

おしまい。


上は私が勝手に作ったお話です、イソップ童話ではないので注意して下さい。
何が言いたいのか?
皆さんの解答は長い話になっていませんか? ということです。
あれもこれも詰め込みすぎると伝わらないです。

1
つの文では1つのトピックを伝えること。

これを忘れないで下さい。


No Image 匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。


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