【技術士二次試験】文章を書くのが苦手の人のトレーニング

2024/02/22

文章を書くのが苦手の人のトレーニング

言葉の数が多ければ多いほど、人は賢く見えるということはよく知られています。
例えば、一般的な読み方を知らないと、人々はその人の知性に疑問を持つかもしれません。
ビジネスシーンでは、誤った漢字の読み方をすると、信頼を失うことがあります。また、日常会話でも、より洗練された言い回しを使う方が、相手に好印象を与えるでしょう。

語彙力は思考力に大きく影響し、学業成績や就職活動にも関連しています。
例えば、ブログやメルマガを使って稼ぐ人も、語彙力が必要です。技術士試験のような筆記試験でも、語彙力は重要です。
読書をたくさんする人は豊富な話題を持ち、本の知識に基づいて会話ができます。

しかし、ただ多くの言葉を知っているだけでは十分ではありません。
例えば、実用性が低い漢字ばかりを知っていても、それが役に立つとは限りません。

語彙の量は重要ですが、それだけではなく、その使い方も大事です。
語彙力を高めるには、生の言葉に触れることが必要です。辞書だけでなく、実際に読み、聞き、使ってみることが大切です。

技術士試験に向けて、以下の点をトレーニングしましょう。

語彙力=語彙の量(多くの語彙を知っていること)×語彙の質(正確に語彙を使う能力)

語彙力とは、単に多くの言葉を知っていることだけではなく、それらを適切に使える能力のことです。
例えば、日常の会話であまり使われない難しい言葉を使いすぎると、相手に伝わらないことがあります。
重要なのは、どの場面でどんな言葉を使うかを理解し、適切に選ぶ能力です。また、言葉の理解は、読むだけでなく、話す、書く、聞くという多面的な活動を通じて深まります。

どうすれば、出来るようになるか?

多読が一つ。
あとは、文章を書くときに上記を意識して書き続けることです。
言葉の量と質をバランスよく持つことは、技術士試験だけでなく、日常生活やビジネスの場面でも重要です。読書や日常の会話、ビジネスコミュニケーションなど、さまざまな状況で適切な語彙を使うことが求められます。特に技術士試験のような専門的な試験では、専門用語の正確な理解と使用が重要になります。
このように、語彙力は単に多くの言葉を知ること以上の意味を持ち、適切なコンテキストでの使用や、言葉の理解の深さが重要です。
言葉の選択と使用方法が、その人の思考力や知性を反映し、成功への鍵となります。

私がやってきた、トレーニングは以下のようなものです。
全部やる必要はありません。
できることから、始めてください。


多読
多様なジャンルの本を読むことで、さまざまな文体や表現に触れることができます。小説、評論、専門書、エッセイなど、幅広い種類の文献を読むことで、言葉の選び方や文章構成の技術を学ぶことができます。


模倣練習
優れた文章を書いた作家やジャーナリストの文章を模倣することも有効です。彼らの文体や表現方法を真似してみることで、自分の文章力を磨くことができます。
中学の頃、森鴎外の小説を書き写したことがあります。(手書き)


日記やエッセイの執筆
日常的に文章を書く習慣を持つことは非常に重要です。日記やブログ、短いエッセイなどを書くことで、自分の考えを言葉にする練習になります。


フィードバックの受け入れ(これは添削ですね)
他人に自分の文章を読んでもらい、フィードバックを求めることも大切です。客観的な意見を参考にすることで、自分では気づかない誤りや改善点を知ることができます。


文法と構成の学習(書き方の本を読むことです)
文章を書く上での基本となる文法のルールや、論理的な文章構成の方法を学ぶことも重要です。これらを理解することで、読み手に伝わりやすい文章を書くことができます。


多様なトピックについて書く
様々なトピックについて書くことで、多様な語彙や表現を使う機会が増えます。異なる分野について書くことで、自分の知識や語彙の幅が広がります。


読者を意識した書き方(試験ではこれが特に重要です)
文章を書く際には、読者が誰であるかを意識することが大切です。読者の興味や知識レベルに合わせて、言葉遣いや説明の深さを調整することが必要です。


これらの方法を組み合わせて練習することで、文章力を効果的に向上させることができます。
また、定期的に文章を書く習慣を持つことが、スキルアップには欠かせません。



No Image 匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。


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