2022/12/29
口頭試験の質問と答え方-総監の場合3
筆記試験結果、キーワード集2023などが公表されています。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyu...
総監のキーワードは、毎年ですが、僅かの修正です。
それぞれの部門で5~10程度のキーワード増加と削減があります。
社会環境管理がもっとも多く、変化しています。と言っても、10個程度です。
一体、何のためにこんな僅かな修正を行うのか、さっぱり分かりません。
受験する人が、無用に苦労するだけです。
社会環境管理に至っては、
クリーナープロダクション
製造工程全体として継続的に資源消費量を少なくし,環境を汚染する廃棄物の発生を抑制する生産技術の概念。低公害型生産技術。CPと略称する。1989年に国連環境計画 UNEPで初めて提案された。従来のように,製造の最終段階で発生した大量の廃水や廃煙から汚染物質を除去する方法をとるのではなく,製造工程の根本を変えることで環境負荷を低減する。CPの例としては,水銀法から隔膜法,イオン交換膜法(→イオン交換)へと替えた苛性ソーダ製造やフロンを使わない半導体製造,廃液(→パルプ工業廃水)中の汚染物質を低減したパルプ・製紙製造などがあります。
クリーナープロダクションはイン・プロセス技術として省資源化、省エネルギー化と同時に生産コストの低減化を図ることが出来るので開発途上国に導入することが期待されています。
エコブランディング
「エコブランド」とはビジネスを通じて、様々な地球環境問題の解決に取り組むことで、人々の信頼を築き上げているブランドです。
いわゆる「エコビジネス」に対する日本の意識は、欧米に比較するとまだまだ低いようですが、エコビジネスを牽引する「環境・エネルギー革命」は、「IT革命」を凌ぐインパクトを持っていると言われています。
エシカル消費
エシカル消費を直訳すると、「倫理的な消費」という意味です。
倫理的な消費とは、自分の損得だけを考えるのではなく、環境や社会、人などに配慮されたものを選ぶなど、社会的な課題の解決につながるような消費をすることです。
今では安くて良いものが簡単に手に入り、便利な世の中になりました。
しかしその裏では、劣悪な労働環境や環境破壊など、たくさんの問題が存在しています。私たち消費者一人ひとりがエシカル消費を実践すれば、製品やサービスを提供する側もエシカルな観点で行動するようになり、未来をより良いものへ変えていくことができます。エシカル消費の具体例は以下のようなものです。
●フェアトレード商品を選ぶ
●地産地消をする
●再生可能エネルギーを利用する
などという、環境関係に詳しい人しか知らない、キーワードが追加されています。
まあ、仕方がありません。
また、総監の出題傾向が変わるという噂がありましたが、それは間違いです。
変えようとする、話はあるようですが、「実際には難しい」という事です。
これは、電話で確認しました。
なので、当分はこの毎年少し変わるキーワード集と、択一の過去問題を中心に対策を進めるしか無いと思います。