2022/12/22
すでに口頭試験は始まっています。
倫理と費用に関して、公務員の方から、質問を頂きました。
公務員の場合、費用は税金なので費用を無駄に使うこと自体も公益に反する。
費用が掛かりすぎる場合は、どうするのか?
これは難しいですね。
ただ、命に関わるような場合は、費用削減を考えない方が良いと思います。
一時期、自己責任論が流行りました。
ですが、もしあなたがその被害者だったらどうしますか?
「自分の責任だから、助けてくれなくても良い」と言いますか?
言えたとしても、それで満足できますか?
公助・共助・自助という言葉があります。
最後の最後は、一人一人が自助でしょう。
それは間違いではありません。
でも、普段から自助を言うのは間違いです。
そもそも、それなら、公助も共助も不要です。
政府も自治体もいらないのですか?
エンジニアの方が、頭をひねって少ない費用で防災施設を創る必要もありません。
「自分で何とかしろ!」と言えば良いのです。
エンジニアは普段、公助と共助だけを考えれば良いと思います。
自助は、一人一人が心の中にしまっておきましょう。
話を戻しますが、公的費用を使う場合、慎重に無駄を削りましょう。
しかし、人の安全を脅かすような場合、その費用は無駄な使い方では無いと思います。
なので、安全確保のためには、費用を捻出することも考えるように答えてください。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
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