【技術士二次試験】口頭試験で一番怖いのは○○○です

2022/11/17

口頭試験で一番怖いのは○○○です

筆記試験を突破した方には、合格通知が届いていると思います。
そこには、口頭試験の日程が記載されていると思います。
大抵の場合、それを見ると一気に緊張感が高まるかもしれません。

当たり前かもしれませんが、口頭試験で最大の障害物は緊張感です。
2人~3人の試験委員の前に座ると、顔が熱くなるのが感じられるでしょう。
しかし、落ち着いてください、試験委員は敵ではありません。
ほとんどの場合、あなたを技術士にしてくれる味方。

面接中に緊張をしてしまう理由はどこにあるのでしょうか。理由が分かれば、緊張を和らげるための解決策を見いだせるかもしれません。まずは、面接で緊張してしまう理由を考えて見ましょう。

  1. 採用担当の面接官とは初対面ですし、面接が行われるのも初めて訪れる場所です。
  2. 普段、話さないようなことを話します。また、何を質問されるか分かりません。
  3. 面接の結果が技術士になれるかどうかの結果に直結します。
  4. ある意味、人生が掛かっていますから、プレッシャーは大きくなる

概ね、このような理由で緊張するはずです。
また、上記のような理由から以下のような症状が出るはずです。

  1. 頭の中が真っ白になる。
  2. 汗が出る、声がうわずる。
  3. 気分が悪くなる、試験委員の声が良く聞こえなくなる。

と言ったところでしょうか?
では、これらの症状に対処するにはどうすれば良いのでしょうか?
やはり一番良いのは、本番と同様の環境で面接の練習を行ったり、想定質問集をつくり、解答を事前に考えたりするのです。
また、その答えを何度も音読しましょう。
紙の上で解答するだけでは不足です。
可能であれば、自分をビデオで映し、解答する自分を後から観て下さい
自分の姿を観るには面白くないかもしれません。
しかし、話し方の癖や、話すスピード、聞き取りにくい言葉がよく分かります。
ぜひ、試してみて下さい。

No Image 匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。


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