2022/07/28
自己採点時の注意点
令和4年度の筆記試験、お疲れ様でした
試験の成果はいかがでしたか?
大抵の方が、「あの部分はこう書けばよかった」、「別にもっと良い書き方があったのではないか」といった些細なことが気になるものです。
しかし、十分満足に論文を書けたという自信がある方は人はめったにいないと思います。
ここで論文がちゃんと書けているのかを確認する簡単なチェック方法をお伝えします。
Ⅲと必須に対してです。
まず問題文をよく読んで題意を考えて下さい。
例えば
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カーボンニュートラルの実現に向けて、○○部門の技術者として多面的な観点から課題を抽出し~~~
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といった問題があれば、ほとんどの人は3つの課題を抽出するはずです。
その課題(障害物、あるいは、なすべきこと)を解決すれば、カーボンニュートラルの実現が叶いますか? まず、それが第一関門です。
ここで、もし、「3Rの推進が課題」と書いたのなら、3Rを推進してカーボンニュートラルが達成できるかどうかよく考えて下さい。
3つの課題のうち、最も重要な課題以外の1つを間違えても他がとても良ければ評価がAになる可能性はあります。
ただし、最も重要な課題を題意から外れて選んだら、評価が下がることもあります。
最も重要な課題が、題意とズレていないことを確認してください。
次に、解決策は課題を解決するための方法です。
課題が解決出来るように解答していますか?
よくある間違いは、解決策によって、直接カーボンニュートラルが達成できると書いてしまうことです。
カーボンニュートラルの実現は、課題が解決された結果です。
解決策は、その課題を解決する方法です。
ここを勘違いする方が多いのです。
ここまで、間違いなければ、合格の可能性があります。
しっかり確認してください。
そして、8月いっぱいは休みましょう。
口頭試験対策は9月に入ってからでも良いと思います。