2022/03/24
「災害」に関する参考書籍の紹介
フィールド系の部門の方は、ぜひ以下の本を参考にしてください。
『激甚化する水害』-地球温暖化の脅威に挑む
気候変動による水害研究会:著
日経コンストラクション刊:出版
2018年6月20日 初版第3刷発行
この本は、近年の大きな災害豊富な写真と共に、具体的に解説し、その原因や対策を詳細に述べています。
防災がテーマの問題は、どの部門でも頻出しています。
この本を1冊読んでおけば、防災テーマの必須やⅢの問題ならなんとか解答できると思います。
例えば、日本はどうして自然災害が多いのか?
地理的条件や、地質的な問題を取り上げ、詳しく説明されています。
課題を挙げるときに、この本を読んでおけば、それほど苦労しないで3つ程度の課題は頭に浮かぶはずです。
7名の著者が分割で書いた本ですが、そのうち5名は建設部門の技術士ですから、受験者の皆さんと同じ視点で災害を見ているはずです。
また、危機管理の三要素
改めて、災害対策というのは、「経験」「土地勘」「平常時」の3つの備えに尽きる。
災害「経験」があれば、その時の経験が次に生かされ、姿・形を変えて来襲したとしても、過去の「経験」が軸となって必ずや応用動作の基軸となるはずである。
経験とは実際の災害経験だけでなく訓練、研修、演習などのバーチャルなことも含めまれ、それらが経験値(知)を高めてくれる。
こんな説明が随所にあります。
絶対にお勧めの一冊です。