2021/09/09
口頭試験で問われる能力3
技術士の制度に関して、必要なことは覚えて下さい。
https://www.engineer.or.jp/sub05/
詳しくは、上記技術士会のサイトに書いてあります。
上記ページの左メニューを見て下さい。
覚えるべき制度は3つだけです。
CPDに関して
APECエンジニアに関して
IPEA国際エンジニアに関して
です。
順番に見てみましょう。
CPDとは、以下技術士会のサイトにある説明です。
最低限以下のことは覚えて下さい。
Q:技術士のCPDとは何ですか?
A:平成12年4月26日の技術士法一部改正、平成13年4月1日の技術士法施行に基づいて、技術士が職業倫理を備えることを求めると同時に、技術士資質の一層の向上を図るため、資格取得後の研鑚が責務とされ、平成13年4月1日より技術士CPD(Continuing Professional Development)がスタートしました。技術士法第47条の2に「技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。」とあり、全ての技術士に「資質向上の責務」が課せられています。
Q:CPD単位時間及び目標時間について教えて下さい。
A:CPD単位時間は,CPDに実質的に費やした時間に対し,実施難度や効果を勘案した「時間重み係数」を乗じて換算した時間です。目標として、年平均50単位時間,3年間に150単位時間(APECエンジニアは更新申請前の過去5年度に250単位時間)のCPDの実施が望まれます。
Q:技術士CPDと技術士会の関係について教えて下さい。
A:日本技術士会の会員であるなしを問わず、技術士会が技術士のCPDに係わる事務を行うことが、技術士法第54条に記述されています。
3つ目が重要です。
次のAPECエンジニアですが、これも最低限以下のことは覚えて下さい。
APECエンジニアになるための7つの要件
1) 定められた学歴要件を満たすこと
2) IEAが標準として示す「エンジニアとしての知識・能力(International Engineering Alliance competency profile for engineers)」に照らし、自己の判断で業務を遂行する能力があると認められること
3) エンジニアリング課程修了後7年間以上の実務経験を有していること
4) 少なくとも2年間の重要なエンジニアリング業務の責任ある立場での経験を有していること
5) 継続的な専門能力開発を満足できるレベルで実施していること
6) 業務の履行に当り倫理的に行動すること
7) プロフェッショナル・エンジニアとして行った活動及び決定に対し責任をもつこと
* 日本技術士会にて受け付けるAPECエンジニア新規審査申請は、技術士に登録されている方を対象としております。
APECエンジニアを目指しますか? と問われると「目指します」と解答する方はとても多いです。
しかし、どうすればAPECエンジニアになれるのかを知らない方も多いです。
質問する方から見れば、「成りたい」と言うのは簡単だけど、どうすれば成れるのかを調べていないということは、本気で目指していないのでは? と思います。
長くなりましたので、IPEA国際エンジニアは、今後説明します。